浜木綿子

夕刊に浜木綿子、八十歳の連載が続いた。
何と無く読んでいるが、生まれがお嬢様でびっくりした。
３５年生まれ、東京生まれだが父母は大阪人。

目黒のプール付き豪邸、お手伝いさん三人。
シェパード、二頭。

父はおしゃれな人で、三姉妹の真ん中。小さい頃からピアノを習っていた。
目黒区緑ヶ丘は、今でも都心部邸宅街。

こんな育ちだった。

浜木綿子をよくは知らないが、もっと庶民的な出身だと思っていた。

おじさんは、ニコンの社長になった方。

終戦後、家は進駐軍にとられ、貧乏になったが、
おじの紹介で父はサラリーマンになり、大阪、宝塚に家を建てた。

そこで宝塚にであい、なんて素敵な世界！

姉は父母に反対されたが、浜木綿子と妹は入団した。
姉も、宝塚の出版部で働いた。

この当時、女性で出版部は関西では少数でしょう。

でも、その姉は若くして亡くなった。

浜木綿子は65年、三十歳でミュージカルで共演した市川猿之助と結婚、
熱烈なアプローチだったそう。

人生であれほど愛されたことはない。と。

当時家族と住んでいた家の隣に彼が越して来て、毎日おしゃべり。

新婚旅行は海外に二ヶ月！

その時にできた子が香川照之。イメージ違うけど(^_^)

熱烈なアプローチにもかかわらず、その後、地方からの電話でケンカをし、
帰宅したら、いきなり別れよう！

え、なんだって！

梨園の妻として最高指名達成、息子を産んだのに。

相手は踊りの師匠だったのか？藤間紫、年上。

結婚四年目で離婚になった。
夫が家を出て一年は家で待ったそう。
すごい。

子供のためにずっと待とうと思ったが話し合いがなく、心は決まり離婚へ。

知らないが、猿之助も相当な男だと思う。

息子が生まれて間も無く不倫で離婚って！

熱烈な思いはどこへ（－＿－；）だよね。

二年くらいで覚めてしまったということ～冷たい人なのかな～

息子、香川照之は浜の家族の支えで育った。

浜木綿子は仕事をし稼ぐ。
妹は婚約を解消し家事、育児を受け持ってくれたとあるが、
え～～疑問。
そんなことあるのかな。

姉とお甥のために婚約解消って。（；￣ェ￣）

でも、それで香川照之は立派に育ち東大生から俳優、現在がある。

この連載は、まだ続いた。

知らなかった高齢でまだお綺麗な女優さんの生い立ちから
いろいろ、
再婚はしなかった理由も書かれていた。

息子は、歌舞伎に中車、という名で出てもいる。
香川照之は俳優、映画、そして歌舞伎にも～という
使い分けは、健康で、頭がよくないとなかなかできない気がした。

いつか父の名を襲名するの？
歌舞伎はわからないが・・