銀の人魚の海

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聴覚障害者を考える

2017-04-07 | 日々の雑感
新聞にろう者の事が載った。

テンダー手話 日本語教室を運営する鈴木さん。女性。

手話通訳士でもある。

日本語を文法的にかみくだいて手語で教えられるプロは、

彼女だけだそう。

日本語が苦手なろう者は無事就職しても、

退社になったり不安が多くある。

ひとは生後三年間で一万五千時間聴く。

聞こえればこそ、言葉、文法を習得して行ける。

ろう者はそれが、できない。

考えれば手話を使えても、文章を正確に書くのは難しいと思う。

助詞、助動詞などは特に大変だろう。

彼女の元には、ろう者が会社に提出する添削依頼が後をたたない。

おかしな文だと使えない、査定などにひびくので、不安で依頼してくる。

会社から手話を使う事に、助言をして欲しいという相談もくる。

そうなんだ~

普段、考えてもいなかったことがわかる。

知人に中年くらいで聴覚を失った人がいる。

彼は以前は普通に話せたが、失い十年くらいだろうか、

だんだんと話せなくなったという。

もう一人、二十代若い知人は、おそらく小さい頃から聞こえず、ほぼ話せない。

人は、聞くことで言葉を覚えるが、聞けなくなると、

障害の差にもよるだろうが、だんだん話せなくなることがわかる。

あの佐村河内氏は、なぜ、あれほど話せるの?

TVに出た初めから疑問だった。

彼はスラスラ話せた。

会見をした新垣氏も、彼が聞こえないとは一回も感じたことはないと言った。

だんだんと聴覚が悪化したとしても、あれほど

スラスラ話せるのはいくらなんでもおかしい。

特殊な能力でもない限り^ ^

彼は普通に話せている。

もし私が聞こえなくなれば、相手は話しかけてはこなくなるだろう。

十年後?

わからないが何年後かに、少ししか話せなくなると思う。

それは何と無く想像できる。

聞く、聴こえる事の大きさ、重要さを感じた記事だった。



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