サウルの息子。カンヌグランプリ。オスカー、外国語映画賞。
アウシュビッツで、ハンガリー人は、ゾンダーコマンドだった。
ユダヤ人をガス室へ送り始末し、掃除をする係りのこと。
彼らも数か月後には殺される運命となっていた。
手持ちカメラでアップと背後からの映像が多い。
背中がこれほど映る映画、珍しいのでは。
わずか二日間の出来事をサウルの父?の目で追う。
殺人工場みたいな現場の仕事。
戦争は狂気だと改めて感じるが、
彼が息子と思っている少年は、本当に息子かは最後まで不明だった。
狂気の中で息子の幻視をみたのか?
息子が何かの象徴なのかな?わからない。
正式に葬る、埋葬するために、何がなんでもラビを探すのだが、
そこまでこだわるという宗教性は、私にはピンとこない。
映画としても収容所の同じシーンがほとんど、色彩も似ていて、
これで賞と感じるが、父~父かどうかは不明だが~の視線からのみの、
演出が良かったのか。
死体にまみれる日々、
人は感覚が麻痺し、残酷な事さえ日常の一つの行為として、
何も感じなくなるのだという映像の存在感はあった。
カメラの範囲が狭いので、大きさ、広がりがない映像でもある。
それも意図した演出か。
監督の長編デビュー作品。
雑誌などに、ことしのベストテンに入っている。
悪くはないが、とくにお勧めではない。
アウシュビッツで、ハンガリー人は、ゾンダーコマンドだった。
ユダヤ人をガス室へ送り始末し、掃除をする係りのこと。
彼らも数か月後には殺される運命となっていた。
手持ちカメラでアップと背後からの映像が多い。

背中がこれほど映る映画、珍しいのでは。
わずか二日間の出来事をサウルの父?の目で追う。
殺人工場みたいな現場の仕事。
戦争は狂気だと改めて感じるが、
彼が息子と思っている少年は、本当に息子かは最後まで不明だった。
狂気の中で息子の幻視をみたのか?
息子が何かの象徴なのかな?わからない。
正式に葬る、埋葬するために、何がなんでもラビを探すのだが、
そこまでこだわるという宗教性は、私にはピンとこない。
映画としても収容所の同じシーンがほとんど、色彩も似ていて、
これで賞と感じるが、父~父かどうかは不明だが~の視線からのみの、
演出が良かったのか。
死体にまみれる日々、
人は感覚が麻痺し、残酷な事さえ日常の一つの行為として、
何も感じなくなるのだという映像の存在感はあった。
カメラの範囲が狭いので、大きさ、広がりがない映像でもある。
それも意図した演出か。
監督の長編デビュー作品。
雑誌などに、ことしのベストテンに入っている。
悪くはないが、とくにお勧めではない。
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