川上弘美。このひとの作品は点のうちがたに特徴がある
とおもう。それとひらがながおおいかな。
そのあたりのリズム感というか間延び感がわたしは好き。 . . . 本文を読む
たまたま友人から借りて読んだのだけれど、原作は
それはもう、ずいぶんと読み返した萩尾望都のもの。
まず、びっくりは日本という設定?。
架空の国でもいいとはおもうけれど日本は無いんじゃ?? . . . 本文を読む
田中 玲。この人はFTMであるそうだ。
今回戸籍制度についての考えには興味深いものがあった。
従属管理しやすいための戸籍という考え方。主=天皇制というのは
なるほどと思った。天皇に戸籍が無いことはずいぶんと昔から知っていたが
その意味がここにあるとは考えていなかった。
この中で著者はそれでも戸籍の”女性”を変える気は無いというのが
矛盾して聞こえてしまったが、もしかすると変えないことで戸籍制度を
真正面から対峙したいということなのかなと思い始めた。
さて、平民と主たる天皇という対比構造は納得感もあるが違和感も覚える。
違和感がなんであるかはしばらく考えてみないとでないだろう。
. . . 本文を読む