本日亡くなったそうです。
残念ながら惜しいとは思えない。
三島があって初めて成立する人だからだろう。 . . . 本文を読む
手というもの。エロティックであったり、表情豊かであったり、面白いものだ。
しかし、ここまでその主人を無視して個として屹立する手というのは
なかなか無いような気がする。
恥ずかしげに赤くなったり、ひらひらと動いてみたり。
スタージョン自身”手”のフェチはいっているんじゃ?と思ってしまった。
手一つでこれだけのバリエーションが書けるとは思いも寄らなかった。
オチはオチとして面白いし、主人公がそれ . . . 本文を読む
これは、オッデッセイアなのだろう。
旅路の果ての果て。
しかし、最初に出現する”ヤチマ”は確かにポリスの市民であるが
人間=生物由来の知性ではない。ここがとても引っかかる。
そう言う意味では最初のヤチマが自我を獲得するに至る部分は重要だし
この小説の中で一番面白いところかも知れない。
ただ、私にとって肉体を持たない知性は自我があると言えるのか?という
疑問に答えることが出来ない。感覚的にはNO . . . 本文を読む
今、我が家のTVの上には人形が睨み合っている。
かたや、新参者のsuicaペンギン。
お腹のぷっくり具合がとてもかわいい。
一方、「やまね工房」のやまね。手足がないのだけれど
まんまるで、とても愛らしい。
毎朝さいじるので、ちょこっとずつ体勢が変わる。
勝負はつくのだろうか。なけなしの緊張感が漂っているのだった。
. . . 本文を読む
まさか。まさか。
ファーストコンタクトで発見された、藻のような生物が
ポリスと同じタイプの造物だったというのは驚愕!!
ワンのタイル、原始的チューリングマシンという発想は
まったくの予想外。
探査を続けていったら自己に到達したような感じ。
やられました。まいりました。 . . . 本文を読む