散歩の閑人:メタ坊っちゃまのYOASOBI?

若気の至りが過ぎてメタボでも、世遊びは辞められない。

ケーブルテレビ

2009年10月22日 | ☆たまに修行
ある日突然、テレビの画像が乱れ始めた。遙か遠方に建設された高層ビルでも電波障害の影響が出るというものの、乱れは徐々に出るはずで、昨日の今日、急に見えていたものが見えなくなるのは、砂嵐でもあるまい。電気屋さんにアンテナを見てもらったが異常がない。かといって、いくつかの配線で何台かのテレビを受像しているから、全部の症状が同じである以上は、テレビの故障ではないらしい。結局、電気屋さんにも原因はわからずじまい。日がな一日テレビを見るしか楽しみのない年寄りの意見を入れて、年寄り仲間で話題になっているケーブルテレビに加入することにした。で、指定された日に工事がはじまる。ケーブルは電力会社のルートなのか電話会社のルートなのかわからないが、とにかく近くの電柱の配線ボックスをいじりはじめた。途端にテレビの画像がスッキリクッキリと映し出される。すぐに「さすがケーブルテレビの映りはきれいですね」といったら、室内で作業していた人が「まだつないでいません」という。そういえば、まだテレビはアンテナ端子に接続されたままだった。
もうすぐ地上波によるデジタル放送に切り替わるので、これまでのアナログ放送は見えなくなってしまうという。ケーブルテレビはどうなるんだろう?と考えていた矢先、急に画像が乱れ始めた。早速、コールセンターに電話すると、電波障害や送信機器の故障、地域的障害も報告を受けていないので、うちだけの何らかの故障でしょうという。翌日、若いお兄さんがドカドカと家に入り込み、外の配線ボックスにいる相方とやりとりしながら、直していったという。
それにしても、テレビの画像が乱れる前の不思議な共通点がある。それは、電話のメンテナンスをするかのように、どこの会社の者ともわからない、聞けばNTTの下請け会社だと名乗って、電柱の配線ボックスをいじっていることだ。真相はまったくわからない。ある意味、専門の人間が意図的に細工をすればなんでも思いどおりにできてしまうこと。情報産業が儲けている現実の前に、インターネットも携帯電話も見えない何かに支配されているのではないだろうか?それともただ単に、メンテナンスの下請けをしている会社が、1作業あたりの実績契約を結んでいるために、わざと故障をしかけ、会社からの作業要請を受けて、なんとかこの不景気を乗り切ろうとしているのかもしれない。故障の原因を特定せずに作業を終えて帰っているだけにその可能性はある。故障と称して、部品代や作業代、出張代などを請求しないだけでも良しとするべきか?
そういえば、年寄りの話では、我が家がケーブルテレビに加入した前後に、近隣の友人宅のほとんどのテレビ画像が乱れ、みなケーブルテレビに加入している。当時は、新聞やポストに頻繁に加入をすすめるキャンペーンの広告が入っていた。
今回もやはり、新規加入とインターネット追加契約のキャンペーンを展開中だ。
実に怪しい。

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