たまには散歩しないと・・・と立ち寄ったお寺で、
五郎丸選手のお決まりポーズをしている石仏に出会いました。
決して「カンチョー!」と言ってる訳ではないと思いますが、
お寺だけに、羅漢様の1体で、何かの印を組んでいるのでしょう。
ラグビーワールドカップ予選の最中には、
予選突破を願っていたに違いありません。
そこで、もう少し、ウロウロしてみると、
「指スマ!」をしている羅漢様がいました。
この指遊びに正式名称はないようですが、
我が家では子どもたちと「いっせせーのせ」といっていました。
また、渋い顔をしつつ、軽くピースVサインをする羅漢様もいます。
やはり、ピースサインをしつつも渋い顔をする羅漢様の仲間ですから、
木の枝で顔を隠している根暗な方も並んでいます。
このお寺には、元あった寺「別院」があり、
その境内には、元ロックなギタリストを思わせる羅漢様もいます。
羅漢様というと「五百羅漢」が有名です。
500体もいると、必ず自分に似た羅漢様がいるのだそうで、
それを見つけて願をかけると叶うといわれています。
残念ながら、このお寺の羅漢様は立派なだけに、少数です。
この別院には、立派な松の木があり、
よくよく落ち葉を見ると、3本の葉が付いています。
普通、松葉は2本1組。
空海の開いた高野山には「三鈷の松」という松があります。
真言密教の道場の適地はどこか、
持っていた三鈷杵を滞在する中国から投げました。
日本に帰国した空海が高野山に来ると、狩人から光る松の木があると聞きつけ、
松の木に三鈷杵がひっかかっていたのだそうです。
以来、その松の葉は三鈷杵と同じ3つ葉になったといわれ、
松葉はお守りとされています。
そしてタメになります。
文化スポーツの秋だけに、無休状態でした。
たまにパソコンを起動させても、
ボヤっとしていることが多いです。