散歩の閑人:メタ坊っちゃまのYOASOBI?

若気の至りが過ぎてメタボでも、世遊びは辞められない。

千葉佐原・バス旅2~東薫酒造

2010年12月07日 | ☆千葉県
千葉県香取市佐原には。30を超える造り酒屋があったそうだ。
郷土を代表する歴史上の人物・伊能忠敬の家も造り酒屋である。
それが、今や、ここ東薫酒造と馬場本店の2か所になってしまったという。
中でも、東薫酒造は、小江戸・佐原が観光地として売り出すとともに、大型バスで観光客を受け入れ、工場見学と試飲販売に力を注いでいる。
東薫酒造の看板娘犬、しずかちゃん(見出し写真)は、10歳のワンちゃんで、ここを訪れるバスガイドさんのアイドル的存在となっている。
日本酒を嗜むわりに、甘いものも好物だといい、いつもこんなスタイルで寝ていることが多いようだが、酒造の奥さんに声をかけられると、ハッとしたように立ち上がり、一緒にお客さんの出迎え、見送りをすることを惜しまない。

さて、普段、マイカーで出かけることの多い私にとって、バス旅行での醍醐味は、ある意味、日本酒の試飲ともいえる。
ご存知かどうかは、私とのお付き合い具合なのだが、私のお気に入りは、福井県大野の南部酒造「花垣」と決めている。
それだけに、他の酒造メーカーで試飲するのも、また結構、結構、コケコッコーって、シャレが古いな。

蔵に雑菌が入ることを嫌うから、あまり蔵の中へ入って見学できるというところは少ない。
まず、入口に神棚が造られていて、当然、松尾大社のお札が真ん中にある。


脇の方を見ると、殺菌のための湯から、白い湯気がモウモウと立っている。


タンクひとつで、一升瓶約3700本、1本2000円として、740万円で買ってもらえれば、1日当たり1升ずつ飲んでも、10年間は楽しめるけど、酒は病気にならない程度に嗜むのが一番だ。


全自動の絞り器で通常の清酒は抽出される。
鑑評会に出品する大吟醸となると、手前の袋を使って、手作業で絞られる。


蔵から出てくると、醸造に欠かすことの出来ない地下水が流れていた。


それから、試飲となる。
プラスチックの小さなカップで試飲できるといいながら、大吟醸は有料というから、ついつい300円出して、グラス1杯飲んで満足してしまう。


なかなか商売上手だ。
かくいう私は「花垣」ファンだから、日本酒は買わず、隣の馬場本店で味醂を買った。ごめんね、しずかちゃん。


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