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鴨川や勝浦では、この季節、よく見かけます。
とはいえ、踊るマンボとかダンサーさんではなく、あのノペ~~っとした風貌で、懸命に泳ぐでもなく、ただ流されていくといった感じの魚のマンボウです。
それもサクの切り身になって、肝をおまけに、スーパーマーケットの鮮魚売り場のケースにずらっと並んだりしています。
定置網によくかかることがあるとかで、珍味として、漁師さんの間で消費されていたようですが、冷蔵技術や流通の速さも手伝って、店頭に並ぶようになりました。
刺身にして食べることから、即日が消費期限ですので、まず、他ではお目にかかれません。
しかし、普通に刺身にして食べるのでしょうか?おまけに付いている肝は、どういう風に使うのでしょうか?
鮮魚売り場で品定めしている地元の人らしき方に、聞いても、ほとんどの方が食べたことがないようでした。
富津市に実家があるという人に、回転寿司なら「やまと」が地元では人気があると聞いていたので、インターネットで検索して、木更津市の内港にあるお店に行きました。
連休のお昼時でしたが、何組か待っている人がいたものの、カウンター席が主なので、それほど待ちませんでした。
とりあえず、ランチ780円(下写真)を注文。ブリのあら汁付です。
次に大トロ480円。なかなか大ぶりの切り身が乗っています。
サービス品やお勧め、旬のネタなどはホワイトボードに書いてあります。
ムムッ!「まんぼう250鴨川」の文字を発見。
頼んで出てきたものが、こちらの写真。
食感は、中華の前菜・くらげを噛んだときと同じ、見た目は、固くなった杏仁豆腐。
白身で淡泊、ちょっと乗っている練った肝がアクセントで、珍味といえば珍味といえます。
恐る恐る初めて食べたので、何とも形容しがたいのですが、アンコウと同じに、食べつけると季節柄食べたくなるのかもしれません。
(店内)アジは水槽から網ですくって活き造りにしてくれます。
(外観)目の前は港の岸壁で、船が並んでいます。
遠く対岸には、横浜ランドマークタワーの建物が望めます。
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