今が見頃。連日のようにニュースや旅行番組でアナウンスされている。あじさいは日本原産の花といわれているが、それはガクあじさいのことで、比較的に目にすることの多いあじさいのほとんどは、西洋あじさい。この時期、梅雨期に入る日本の湿度の高い気候にマッチして、また挿し木で増える花だから重宝される。気をつけたいのはその毒性。よく料理の飾りとして花びらや葉が添えられることが多く、先日も添えられた葉をツマと勘違いして食べたために食中毒で病院へ搬送された。
全国各地にあじさい寺と称される寺がある。古都鎌倉の代表格は北鎌倉の明月院。谷戸地形の奥まった一画に所狭しと花が咲いている。また、最近は長谷寺でも境内を違法改造して物議を醸しつつあじさい園を充実させ、恐ろしいほどに集客させている。私が鎌倉に足繁く通っていた三十数年前、明月院が「あじさい寺」として認められはじめた頃で、足場がぬかるんで泥だらけになったことを覚えているし、一方、長谷寺は海が見渡せる墓地だったような気がする。その点、極楽寺坂の成就院はあの頃とまったく変わっていない。江ノ電の極楽寺駅を降り、坂をのぼって成就院へアプローチする。拝観料などない境内に入り、お参りと納経料を納めてから門を出て、背景に材木座海岸を見越すあじさいの参道を降りていく。あじさい寺は数々あるが、この景色はここにしかない。当時は私だけの穴場スポットだったが、今は人人人で身動きもままならない。でも、イイ!
最近はだんだん無理が利かなくなってきた。観音巡りを終えて気の抜けたせいもありそうだ。ホームページを編集しても根気が続かない。申し訳ないけど、ボチボチブログで近況をお伝えすることでご勘弁願えればと思います。
全国各地にあじさい寺と称される寺がある。古都鎌倉の代表格は北鎌倉の明月院。谷戸地形の奥まった一画に所狭しと花が咲いている。また、最近は長谷寺でも境内を違法改造して物議を醸しつつあじさい園を充実させ、恐ろしいほどに集客させている。私が鎌倉に足繁く通っていた三十数年前、明月院が「あじさい寺」として認められはじめた頃で、足場がぬかるんで泥だらけになったことを覚えているし、一方、長谷寺は海が見渡せる墓地だったような気がする。その点、極楽寺坂の成就院はあの頃とまったく変わっていない。江ノ電の極楽寺駅を降り、坂をのぼって成就院へアプローチする。拝観料などない境内に入り、お参りと納経料を納めてから門を出て、背景に材木座海岸を見越すあじさいの参道を降りていく。あじさい寺は数々あるが、この景色はここにしかない。当時は私だけの穴場スポットだったが、今は人人人で身動きもままならない。でも、イイ!
最近はだんだん無理が利かなくなってきた。観音巡りを終えて気の抜けたせいもありそうだ。ホームページを編集しても根気が続かない。申し訳ないけど、ボチボチブログで近況をお伝えすることでご勘弁願えればと思います。