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若かりし頃、よく食べた「開花丼」がスタメン落ちしたのは、何年前からなのでしょう?
それに、レジ横に立っていて、空席が出ないように、
ガンガン相席をすすめつつ、今日は「つけ天」が美味しいですよ!と、
メニューを見る余裕も与えない御亭主の姿が見えません。
その代わりに、おっとりと席に案内するまったく似た風貌の息子さん?がいます。
さて、メニューを開いてみると、
御飯物の部には、
天麩羅定食、上天丼、天丼、上親子丼、親子丼、上玉子丼、玉子丼
の7種類しかありません。
やむをえず「利久そば」を頼んでみると、
「冷たいのでなくて、よろしいですか?」と念を押されます。
冷し類には「冷し上利久」はあっても「冷し利久」がありません。
違いを尋ねてみると、
「上利久」には海老天が入っていて、入っていないのが「おかめ」との回答。
続いて「季節の御飯が付きますけど、お付けしますか?」と聞かれます。
テーブルのポップには、
「ご希望により、おそばには季節の御飯を、丼物には冷しそばをお付けします」
と書かれていたので、とりあえず「付けてください」と快諾。
すると、週刊誌付きで、そば茶などのセットが運ばれてきました。
週刊誌をパラパラとめくっていると、
温かい利久そば(見出し写真)が運ばれてきました。
春の香り鮮やかなセリが添えられ、小海老天も入っています。
季節の御飯は「竹の子御飯」で適度な量。
温かいそばにも関わらず、鉄瓶に熱々のそば湯が運ばれてきたのは、
ビルのオーナー風の常連の方と相席になったからかもしれません。
(店内)
(外観)店先の風情もプチ日本庭園風です。
さすが横浜名店街の老舗として、歴史を重ねているだけのことはあります。
レジのあるカウンターにお土産品が並んでいます。
そこに、出川哲郎さんの似顔絵がパッケージされている
「元気のりのり」という商品がありました。
と余計なことを考えながら渡されたお釣りを後で確かめてみると、
788円。
2000円-1030円×消費税1.08=888円。
この誤差は、サービス料なのか、竹の子ご飯代なのか・・・なんなんでしょう?
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