散歩の閑人:メタ坊っちゃまのYOASOBI?

若気の至りが過ぎてメタボでも、世遊びは辞められない。

きっと花は咲くよ

2011年03月28日 | ☆横浜じゃん

横浜公園で、この子(チューリップ)は一番に咲きたかったんだろう。
ときとして、花壇に立ち入る若者に踏み荒らされ、カラスやハトにつつかれ、ホームレスの散らかすダンボールやゴミに覆われても、折れずに、枯れずに居さえすれば、手入れし、見守ってくれる人がいる限り、花は必ずといっていいほど、期待に応えて咲いてくれるもの・・・。
だって、その先の広場では、早咲きの桜が満開になろうとしているから、負けまいと考えたに違いない。


大震災の影響は計り知れない。
以前なら、人の訪れで賑わいを見せていた横浜港や中華街も、春休みだというのに閑散としている感じがする。
この週末に鎌倉に行った人の話では、普段なら、ハイキングスタイルの年配者のグループをよく見かけたのに、さっぱり姿を見かけず、そのためか、若いカップルが多く目についたという。
ベイサイド循環バス・赤いくつ号の日本大通りバス停に、慣れないハイヒールを履いた卒業旅行とおぼしき若者がバスを待っている。
危ないからと引きこもるよりも、若者が積極的に見聞を広めることのほうが、より大切だ。
「書を捨てよ、町に出よう」という本があったけど、地図を片手に町を歩けば、いろいろな発見が待っている。


花が金網の中に入ったのか、金網の中に咲いたのか、家のプランターで咲かせようとしても上手くいかないのに、こんな場所に咲くなんて、かなりの根性ものだ。


ふと、目を移すと、コンクリートブロックがむき出しになり、個々バラバラに浮きだし、てんでに動いている。


道の向こう側を見ると、見えない断層の先がコンクリートの分厚い擁壁を割って走っている。

3月11日の大震災の大きな揺れのあとには、大きな割れやひずみを見かけたが、あったとしても、2・3日後にはアスファルトなどで応急的に補修されていた。
それゆえに、その後に生じた割れやひずみは、実に不気味だ。
徐々に少しずつ地下で動いているのではと思うような、ひび割れの成長をあちらこちらで見かけるのは、気のせいだといわれるかもしれないけど、毎日毎日、気にとめていると、コンクリート片が増えたり、すき間が広がっているのは何故だろう?
一時期、土建屋行政が湯水のように税金を無駄遣いするといって、パッタリと定期更新のような工事をやめ、人も減らし、直営から委託へ、格安入札による安あがりな工事に変更したと聞く。
一度、減らしたものが元に戻ることが今まであった試しがない。
今は、破損の顕著な指摘された箇所のみ、一時しのぎに補修するだけのようだ。
それのツケが目立ってきたのかなぁ?

帰宅時、105系統のバスがやってきたので、ついつい乗り込み、そごうへ。
富澤商店の粉ものコーナーは、順次回復しつつある。


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