
福島原発事故が、広島に落ちた原子爆弾以上の放射能を放出した。
そうニュースされるに及んで「広島」が気になった。
昭和18年の広島県地図があるので、見てみよう。
表面(ここをクリック)
裏面は、市町村名便覧となっている。
この当時、日本国内の海軍鎮守府が、横須賀、呉、佐世保、舞鶴の4か所に設置されていた。
そのいずれも日本海軍艦艇の根拠地であり、呉(広島)は、軍事要塞地域として、地図がデフォルメされ不明瞭に描かれている。
ちなみに、帝都・東京に近い横須賀の場合は、地図に印刷がされていないほどだから、重要度の違いもわかる。
現在の地図と比較してみよう。
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2020.07.31追記
立川様からのコメント「安駅」の表示の確認について、それらしい部分を貼りつけました。
青い四角部分を拡大したのが下図です。「安」と表示があります。