ついに冬に突入だ。
寒いときは、温かいものが食べたくなる。
すぐ思いつくのが「鍋」。そして「ぽん酢」。
この「ぽん」とは何かと調べてみると、ポルトガル語やオランダ語からきている柑橘類を示す語の頭字「POM」を語源にしているらしい。
それなら、あの「ポンジュース」のことかと思ったら、ポンジュースは、愛媛県知事が日本一(ニッポンイチ)のジュースになって欲しいという意味をこめて名付けられたというから、ややこしい。
スーパーマーケットに買いに行ってみると、あるわ、あるわ、いろいろなぽん酢が並んでいる。
どれが何なのか、どういう味なのかちっともわからない。
これで売れるのか心配になるぐらい商品がある。
そうなると、結局冒険はできないから、いつも使い慣れている大手メーカーのものを買ってしまう。
物流が発達してくると、いままで見たことも聞いたこともないようなご当地名産品が並んだりするが、結局、その土地に住んでいて使ったことのある人間か、新しもの好き、もしくはチャレンジ精神旺盛な人しか買わないんじゃなかろうか?
一時期、笛木醤油の金笛ごまドレッシングにはまったことがある。
それは、あるトンカツ屋さんで、おかわりキャベツのドレッシングとして数種類置いてあった中の一つだった。
ずば抜けて美味いと思った途端、大手メーカーのものより少々お高い買い物だったけど、しばらく使い続けていた。
それが、たぶん値段と知名度の関係からか余りに売れない?ために、商品棚から姿を消してしまい。
今は違うものを使っている。
外食で鍋物を食べるときは、たいがいぽん酢は、自家製ということで瀬戸物などの容器に入って出てくるから認知度を拡げる方法がない。やっぱり、味がわからないと冒険できない。
ぜひ、これは!というものがあったら、教えてください。よろしくね。
高知県出身の方から頂いて、
病み付きになっています。
鍋だけでなく、こんな風に使っています。
びんちょうマグロをオリーブオイルで軽く炒める。
皿に盛ったらその上に、大葉、ネギ、ワケギ、
ミョウガなどの千切りをのせる。
そこに「ゆずの村」を振りかけて食べる。
ぜひやってみてください。
ところで、ゆずが出回る季節になると、
当たり前のように和食で提供される「柚子釜」。
簡単なものだと、ゆずをくりぬいた中に、
大根おろしとイクラのトッピングですが、
ある意味、贅沢感を味わえるレシピだと、
いつも思います。
単純だけに侮れない存在です。