穿ちすぎかもしれないが、軍都・横須賀だけに公園も軍艦だ。
横須賀の実家へ行くたびに、京急ファーブ湘南池上店に立ち寄る。
その前にそびえている小山が、小さいクセに存在感があるのだ。
イージス艦?いやいや、舳先のかたちからいっても、やはり「坂の上の雲」で注目を集めた戦艦三笠に似ている。
まず、公園の入口は3か所ある。
ひとつはファーブの前、もうひとつは山の下、そして“湘南池上”という名で西武不動産が開発・販売している住宅地の西側から。
西側から入ると、広場があって、はるか先に軍艦の舳先がある。
その威容は、下の写真をクリックすると、実感できる?
ここには、こんな注意看板が立っている。
「この遊具は、チャレンジ性の高い遊具です。小さいお子様がご利用になる場合は保護者が付き添い一緒に遊ぶようにしてください。
●ぬれているときは、すべりやすくなるためご利用しないで下さい。
●かばんやひもをつけたままで、ご利用しないで下さい。
●体の調子が悪いときはご利用しないで下さい。
●キケンなあそびはしないで下さい。
●登り専用の遊具です。
●じゅんばんを守って1人ずつのぼりましょう。」
正直、チャレンジという言葉がよく似合う遊具で、これで毎日遊んでいれば、立派な海上自衛官になれる。
遊具の横に、主に下るための階段がついている。
頂上からの眺めは、結構雄大だ。
戦艦三笠の艦橋からの目線に匹敵するかもしれない。
かといって、“湘南”の海はもちろん、横須賀港や遠く久里浜などの海さえ、まったく見えない。
おまけに、現在、急傾斜をもつ側面の崖を緩く削る工事をしている。
戦艦三笠は、あと数か月で、単なる小山に姿を変えることになるのは残念でならない。
さて、ファーブは、京急ストアの中でも、雰囲気が違う。
品揃えも、少々こだわりを出している。
中でも、鮮魚と野菜は地物が中心に並んでいる。
市場から仕入れたものがひととおり揃っている午前は、ときとして三浦独特の魚や野菜が顔を見せるので、それをめあてにやってくるお客さんが多いようだ。
活きのいい、三浦産いわしのにぎり寿司を、つい買った。美味い!
それに、ワインも、ちょっとスーパーじゃ見かけない銘柄を置いてあるのも魅力だ。
横浜横須賀道路の横須賀ICに近いので、地場産のものを買って、休憩スペースで食べるのも一興だと思う。
帰りの保土ケ谷バイパスで、クルーザーが走っていた。驚いた。
ごめんなさい。
池上の知られざる一面ですね。
軍港クルーズして、
上ピンの店で食事して、
まほろば辺りでお泊まり新年会なんて、
してみたいよね。