先輩の亀田さんは先祖代々藤沢市亀井野に住んでいると聞きました。
以前から気になっていたのですが、
今回、地名の由来に関係する亀井神社に立ち寄れたので、
事のついでに、小田急江ノ島線日大六会前駅(見出し写真)辺りをぶらぶらしてみると・・・
キンカンの木の間から「NTT 法泉寺支 1」のプレートを見つけました。
これをたどれば「法泉寺」に行きつくはずです。どんなお寺でしょう?
2、3、4と電柱が続いています。
その下には、東電の管理番号が、古道 201、2、3とあったものの、
急に211に変わりました。
横に分岐する道に行ってみると、
東電は「古道 204」、NTTはというと「法泉寺 R1/3」となっています。
R1とは、ヨーグルトのことではなく、
1から終点に向かって、3の電柱からR(右)1本目のことを意味します。
電線は203から204にまわっていったのに対し、
電信電話線は3から分岐していったことがわかります。
元へ戻って、NTTは5、東電は212、結構、東電はぐるっとしてきたのか、
211まで伸ばしたので、元へ戻って212から付番したのか、どちらかなのでしょう。
あれ、有料駐車場に「貸卓球場」があるようです。
まち歩きの楽しさは、こんな小さな発見です。
ず~~~っと道なりに、電柱を眺めながら進んで行くと、背後に「卒塔婆」が見えました。
NTTは10でも、東電は240。電話よりも電気(電灯)の受注が多かったんでしょうか?
ということで、法泉寺に到着。日蓮宗のお寺のようです。
階段下の赤コーンの隣りにある石柱が気になりました。「横濱 最上講」とあります。
講の字がなければ、暴走族の「〇〇 上等」的なものかと・・・お寺じゃ思わないか?
とりあえず、境内へ。藤沢市の案内板には、
明治後期頃、横浜金沢文庫・杉田付近にあった廃寺・法泉寺が移転したようです。
新編武蔵風土記稿(千秋社)を見てみると、
久良岐郡金澤領寺前村の条に、
「寶泉寺 除地法華宗相模國比企谷妙本寺ノ末稱養山ト號ス本堂ハ三間ニ四間東向本尊三寶」
と書かれているのがそうでしょうか?
立派な本堂で、最上稲荷社が合祀されているというのですが、中は見えませんでした。
大きなイチョウの木があり、歴史を感じさせます。
四ツ辻の角には、わざわざ擁壁をくり抜くかのように榎がありました。
きっと境木とか傍木の役割があったので残しているのかもしれません。
裏手の出入口の前の電柱が終点「法泉寺支 13」となり、
「上屋敷支 42」の共用となっています。
湘南台駅に向かって歩き始めると、
本当に公園なの?と思えるほどの「土橋公園」を発見しました。
犬の散歩で通過するしかないと思えてしまいます。
こんなプレートも見つけました。今度は雲昌寺を見つけてみたいと思います。
湘南台の地下ホールから地上へ出る案内板に「東大通り」の行先表示がありました。
東京大学の「東大」ではなく「ひがしおおどおり」でした。
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