
「ガチでうまい横浜の商店街コロッケNO.1決定戦=ガチコロ」
その4軒目。
中区でも、下町の風情を色濃く残す本牧通りの商店街から、1店ガチコロに名乗りをあげている。
商店街は、“本牧リボンファンストリート”という。
少女マンガの“リボン”なのか、ジュースの“リボン”なのか、はたまた・・・
名の由来は、“リボンスタンプ”だそうだ。
スタンプといっても、ハンコのことではなく、シールのようなもの。
例えば、100円買うと、1枚切手のようなものがもらえて、それを台紙に貼り、100枚集めると100円分の買い物ができたり、規定枚数を集めると、商品と換えたり、全盛期には団体旅行が当たったりなど、どこの商店街でもやっていた。
つまり、商店街共通のポイントカードといったところだ。
ガチコロ探訪のために配布されている小冊子の案内見出しには
「子どもからお年寄りにまで人気「冷めても美味しい」老舗惣菜店の定番」と書かれている。
店をのぞいてみると、さすが創業90年のお惣菜屋さんだけに、ガチコロ出品コロッケをさがすのに苦労するほど、惣菜が並んでいて、例えコロッケ80円(見出し写真)があっても目移りしてしまう。
でも、コロッケは食べなければ話にならない。
ずばり、昔ながらのコロッケだ。
で、その横にあったハンバーグ(290円)を買った。
これこそが冷めても美味しいオススメ商品だった。
家族みんなが美味いというのだから間違いない。
聞くところによると、レストランの元シェフのレシピと監修でつくったものだという。
すると、今度は、鯖の煮付けが評判で、10枚、20枚と買っていく人がいるという。
美味い!
これなら、ビールでも、日本酒でも、そして弁当のおかずにもいい。
煮豆は、創業以来の味だという。
柔らかく、甘さもほどほどとなっている。
麻婆豆腐は、本牧にお住まいの周さんが、本格的だと折り紙をつけたという逸品。
辛さも味付けもハッキリしていて、惣菜屋さんの麻婆豆腐らしからぬ料理に違いない。
そして、うの花がまた絶品。これが100円は実にお得だ。
売上げにガチコロは貢献してますか?と尋ねてみた。
「けっこう、買いに来るお客さんがいるわね。この前、新聞折り込みのタウンニュースにのったら、見たよ、っていって買いに来るお客さんがまた増えた。ありがたいことです」といっていた。
私としては、コロッケもいいけど、やっぱり「本日オススメ」のお総菜がイチオシだ。
何を買おうか迷ったときには、店内でお惣菜をチョイスして、お食事してみてはいかが?
特製オムライスは、店内でしか味わえない。
(店内)
(外観)
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