映画『永遠の0』の主人公・宮部久蔵が教官として若い特攻隊員を指導していたという、
茨城県笠間市の筑波海軍航空隊旧跡に行きました。
終戦後は、学校や病院として転用され、
滑走路がそのまま道路として利用されていたため、
当時の状態をよく残している日本最大級の戦争遺構といわれています。
この施設を使って、岡田准一さん演じる映画『永遠の0』が撮影されました。
入館料は、大人1人 500円。JAFの優待で50円引き。
筑波航空隊の建築物に関する展示は、ほんの少しだけ、
主に、そこに配属され、訓練を受け、あるいは訓練した人物の展示がメインとなっています。
中でも、ここの所蔵資料として、
航空母艦「神威」の搭乗員の日記と写真が、
昭和12、13年頃の日本軍のありさまを物語っています。
別の展示室では、筑波航空隊で訓練を積み、
特攻隊員として出撃していった人たちの遺書や写真、
生い立ちなどが展示されています。
映画『永遠の0』の再現セットも公開されています。
この角度からのカットが、映画のどこかにあります。
司令官室のバルコニーからは、航空隊全体が見渡せるようになっています。
現存する号令台の方を見ると、飛行機乗りのコスプレで写真を撮っている集団がいました。
ゆっくり見ると、半日はかかります。
お土産コーナーもあって、「友部空ちゃん・どら焼き」を売っていました。
映画 『永遠の0』 予告編 90秒
映画もTVドラマまだという方は、ぜひ一度ご覧になってください。
この記念館は、『永遠の0』の公開記念で暫定的にオープンしているものです。
保存の運動は根気強く行われていますが、一見の価値ありですので、今のうちに・・・。
さて、上の写真と地図を見比べると、かなりの部分が航空隊であることがわかります。
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