散歩の閑人:メタ坊っちゃまのYOASOBI?

若気の至りが過ぎてメタボでも、世遊びは辞められない。

ノロウイルス

2013年12月22日 | ☆たまに修行

ノロウィルスが流行っている。
流行りといっても、まさかロックグループだとか、AKB48の新曲が「ノロウイルス」と思う人はいない。
1968年にアメリカ・オハイオ州ノーウォークという町の小学校で集団発生した急性胃腸炎の患者から発見されたウイルスのこと。
経口感染で、手についたり、場合によっては糞便や嘔吐物が乾燥して空気中に飛散したり、人から人へなど、何らかのかたちで口に入れば感染する可能性があると心得たい。
そんな、ノロウイルス対策講習に短時間ながら参加する機会を得た。


感染した大人が嘔吐すると、ほぼ3m四方にノロウイスルスが飛散する。
直接ふれることのないように嘔吐物を始末し、汚染された床を消毒する。
これに用いる消毒液が、塩素濃度200ppmの次亜塩素酸ナトリウムだ。
もし、嘔吐物を掃除しただけで、放置して乾燥させてしまうと、ノロウイルスは元気いっぱい空気にのって飛散し始めるから、人の集まる場所では大規模な集団感染がはじまる。

東京都感染症情報センターのホームページ(←ここをクリック)に、簡潔な説明がされているので、一読しておきたい。



手洗いチェッカーという液体をハンドクリームのように手に延ばしつけてから、手を洗い、検査機に手のひらをかざすと、白く蛍光するところが洗いきれていないところだとわかる。
外出して戻ったときにかざして見ると、ほぼ表も裏も真っ白に手袋をはめたように蛍光している。
指導された手洗い法を確かめながら、ゴシゴシと洗ったものの、爪のまわりや手荒れの部分には際立って蛍光色が残っていた。
完璧にするには、ドクターXではないが、ブラシを使うとよい。

ノロウイルスの大きさは、人間を日本の本州に例えると、ピンポン玉の大きさに相当するというほどに小さい。
どこにどの程度いるかわからないし、下痢や嘔吐が主な症状だから、公衆トイレでは間違いなく感染の恐れが強いと考えた方が心構えができる。
不顕性感染(感染しても症状が出ない)の人もいたりして、しっかりキャリアとして感染源になるケースもあるので、まわりにも常時いると考えると、ただマスクを忘れず、手洗いの励行を心がけることしかなさそうだ。

この日、テイクアウトで、たぶん最後のチリバーグを食べた。

ここ連日、大和銀行裏にあった店を思い出させるかのような行列が、常態化して店の前につながっている。
相当の覚悟で並ぶか、前日にテイクアウトの連絡を入れるか、即決断しないと悔いが残る。
閉店は間近だ。
さすがにこの混み具合を2人でさばくのには無理がある。
若いお兄さんが助っ人に来ていた。


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