東京羽田散歩・新年明けましておめでとうございます

羽田空港からこんにちは。
でも、寝坊して初日の出から１時間後のお日様とご対面。
よい一年であるよう、祈ります。
日本全国・世界中で、どれだけの人が同じことを願っているんだろう。

ガザ地区の空爆は、袋のネズミと化したパレスチナの人々の上に降り注ぐ。
綿密な諜報活動でハマス関係の施設・幹部へのピンポイント攻撃だというのだが、
アメリカの対イラク戦初期の発表に似ているのが気がかりだ。
恐慌のあとには、死の商人が必ず暗躍しはじめる。
中国が空母を建造し、ロシアが弾道ミサイル実験を繰り返す。
日本も軍備の国産化に着手するという。
不安や恐怖が銃をとらせる。
貧困が引き金を引かせる。
生きるために、殺し合うことが必要なのか？
自分だけが銃をとらない。
自分だけは戦地へ行かない。
自分だけに平和がある。
そんな都合のいい話ってあるんだろうか？

住民基本台帳ネットワークで国民総背番号は付けられている。
裁判員制度で赤紙の出し方、非国民の選別の予行演習が始まった。
もし、徴兵制がはじまり、私が徴兵担当になったとして、
誰を新兵として徴用し、戦闘地域に送り込むか？
まず、犯罪歴のある者、そして、職に就いていない者、
次に、郵便データと突合して、住民基本台帳と異なるところに居住する者、
通知は赤紙でなく、ケータイへのメールである。
それも、徴兵ではなく、
特別給付金の当選、特別公務員への採用‥‥等、
自ら集合するような通知にするだろう。
便利さを追求した末のコンピュータ社会だからこそ可能になった訳だ。

ただただ、漠然とした不安を抱いたまま、新年を迎えてしまった気がする。
いつまでも「杞憂」であることを願う。