25か寺をめぐる「武相寅歳薬師」の中でも、雰囲気ベストワンは、18番霊場の野津田薬師堂だとメタ坊は考えています。
2年前の子歳観音めぐりが、コロナ禍のあおりを受け、開始早々1週間で中止となったこともあり、薬師めぐりにあたって、まずはともあれ、町田市の野津田薬師堂へと向かいました。
すると、いたるところに「ぼたん・しゃくやくまつり」のノボリ旗がはためいているではありませんか。
12年前の寅歳薬師のときには、薬師堂近くまでマイカーを寄せていた(現在、近くに駐車スペースはありません)ため、薬師池公園も、ましてぼたん園(ここをクリック!)も気づかずに通り過ぎていました。
薬師堂にお詣り(後日、コメントします)したあと、地元の方に教えていただいた農道をたどって、早速、入園してみました。
名主屋敷があったという里山を庭園に整備した、なかなか絵になる場所です。
ちょうど、遅咲きの桜が満開を迎えていました。
ぼたんはというと「玉芙蓉」という名のぼたんが主に咲いています。
解説によれば、ぼたんは開花して5日間で散るらしく、晴れて直射日光が当たったりすると短命なのだとか・・・。
これから順々に咲いてゆくと見えて、ぼたんの開花はまだまだといったところです。
いっぽう、しゃくやくは、ほぼ咲きそろっている感じがして、たいへん見事です。
足元のところどころには、えびねも咲きそろい、えびね園への回遊を期待しているようでした。
要所要所に休憩スペースやテーブルも用意されていて、来園慣れしている人は、持参やコンビニ弁当をひろげて、くつろいだ様子でした。
ぼたん・しゃくやくまつりは、4月14日~5月8日まで(この期間の入園は有料)。
土・日・休日には、薬師池公園の有料駐車場も満車状態になるらしいので、その際は町田駅から30分ほどバスの旅で行きましょう。
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