散歩の閑人:メタ坊っちゃまのYOASOBI?

若気の至りが過ぎてメタボでも、世遊びは辞められない。

黄緑色の憎いヤツ

2008年07月29日 | ★デジカメタ坊写真帳
林もなくなり、畑もなくなって、彼らも必死なのかもしれない。夏の暑さがカッと照りつける頃になると、いろいろな虫たち、特に幼虫にご対面する機会が増える。堆肥などをひっくり返せばカブトムシの幼虫、コガネムシの幼虫など白い半透明の物体がウヨウヨあらわれる。プランターや鉢植えの少しこんもりした辺りを棒で穿るとヨトウムシも、いじらないでという表情で姿をあらわす。それで、今回は樹高1mほどの桃の木(食べていた桃のタネをぺっと植木鉢に捨てたら生えてきた)にジョウロで水をかけていたら、枝の葉の近くがウネッと動いた。よくよく眼を凝らすと思いのほか巨大(10cmぐらい)で鮮やかな黄緑色のイモムシではないか!この暑さで毎朝夕の水やりをしているにもかかわらず、ここまで巨大に太っているとはアッパレなヤツと思って見逃した。その夜、名前は何ていうんだろうと、インターネットの幼虫図鑑(http://aoki2.si.gunma-u.ac.jp/youtyuu/index.html)で調べると、スズメガの一種でモモスズメというらしい。成虫になると、よく夜の街灯にブンブン群がっている蛾か、なんて感心したのがいけなかった。一夜明けた今朝、水やりに庭へ行き、桃の木を見るとまったく葉がない。それどころか、各枝に巨大なイモムシが1匹ずつドデンとぶるさがり、至る所にフンを散らばらせていた。眼についたものでも大小合わせて9匹。これでは仏心も阿修羅に早変わり、普段どおり箸でつまんでポイするにもウィンナーサイズでは挟みにくい、やむをえず殺虫剤のお出ましということで、シュシュッと薬殺の刑を執行した。合掌。

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