散歩の閑人:メタ坊っちゃまのYOASOBI?

若気の至りが過ぎてメタボでも、世遊びは辞められない。

アラビアゴム

2009年11月22日 | ☆たまに修行

大きなドラッグストアは、ある意味新製品の宝庫で、ワンダーランドだ。
そのたくさんある商品の中から、宇津救命丸や実母散、龍角散、最近では赤チンを見つけるだけでうれしくなる。
今回は、肝油ドロップを見つけた。
私もそうだけど、我が家の子どもも、うっかり子どもの手の届くところに置いておくと、ついつい食べ過ぎてしまうので、肝油ドロップの缶は、いつもタンスの上に置いてあって、ずいぶん高いところから、缶に描かれた子どもが見下ろしていたと、子供心に思う。



つくづく成分を見ていたら「?」と思う「アラビアゴム」という文字が印刷されていた。
確か、成分表示とか原材料表示は、多い順に記載されることになっているのだから、ドンケツだけにちょっとだけ使っています程度なのだろうけれど、何のどこに使われているんだろう?

それで、他にないのかな?と思って隣の棚の商品を、ひょいっと取りだしてみると、



あったあった。ゼラチンの次で、炭酸カルシウムの前に。
しかし、いったいアラビアゴムはなんの役割を担っているのか?
すぐ隣の棚で見つかったぐらいだから、全体にすればかなりの確立で使われていると考えていい。

調べてみると、植物から採った天然の材料で、主に乳化剤や安定剤として飲料・食品に多く用いられているらしい。アイスクリームやガムシロップなどがそれで、医薬品では錠剤のコーティングに用いられる。さすがに薬局に置かれる商品だけに、成分を乳化剤や安定剤とはせずに、しっかりアラビアゴムと表示している訳だ。

恐るべし、アラビアゴム。


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2 コメント

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う~む (酔華)
2009-11-23 06:16:54
よく、こんなもんを見つけましたね。
感心します。
でも、なんでアラビアなんだろう。

私らの世代は肝油ドロップではなく、
プニュプニュした肝油でした。
給食のあとに必ず1粒出たもんです。
まずかったなぁ。
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アラビア (管理人)
2009-11-23 20:26:10
アフリカナイル川流域を原産とするアカシアの樹液からアラビアゴムを採るそうで、紀元前から使われている天然素材。
たぶん、昔はイスラムといってもわからないから、中東、アフリカ辺りから入ってくるものを通称アラビアって、つけたんじゃないかな?
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