散歩の閑人:メタ坊っちゃまのYOASOBI?

若気の至りが過ぎてメタボでも、世遊びは辞められない。

今年は、横浜中華街で何食べよう?

2012年01月02日 | ☆行っチャイナ街

横浜中華街の門をくぐると、どのグループも異口同音に口走る。
260店はあるだろうといわれるぐらいだから、迷うのも当然だ。
初めての人ならばWEBやテレビ、情報誌などでチェックした店へ行けばいいが、ほぼ毎日通う人にとって、どの店に入るかは悩みの種だろう。
1年365日、今年はうるう年だから366日。
そこから、土・日・祝休日を引くと、ほぼ中華街の店舗数と同じになるとすると、毎日お店を変えると1年で中華街の全店制覇ができる。
ただし、メタボはもちろん、高脂血漿や脂肪肝、糖尿病を恐れないことの条件付だ。

2012年の食べ始めにあたり、昨年11月から食べたにもかかわらず、ブログでコメントしなかった店を並べてみよう。

■小尾羊(金香楼4階)
500円ランチを1種類キープしているものの、600円、700円、800円のランチラインナップとなり、食べ放題コースの2品チョイスランチは、価格が900円となった。

そこで先生と2人、頼んでみると・・・
酢豚(真っ赤だ!)

イカの炒め物

豚肉の細切り炒め

春巻

値段もさることながら、コックが変わったらしい。
店の看板は変わらなくても、コックが変われば味も変わるのは仕方がない。
店主自ら鍋をふるう時代ではなく、人を雇ったり、店ごとテナント貸しする時代になったからこそ、店はそのままでも料理は変わる。
だからこそ、横浜中華街をリアルタイムに食べ歩く必要がでてきていると思える。

■獅門酒楼
中華チャンプがつい足を向けたくなるのもわかる。
バランスも味付けも素直だし、美味い。
それにランチメニューも豊富で、日替わり、週替わりに、ミステリーなんてのもある。
この日のミステリー・Mランチのテーマは「肉」で、頼んでみるとホイコーローだった。

牛肉と野菜のオイスター炒め

酢豚

海老イカ帆立と野菜の藻塩炒め

何種類もあるデザートが楽しい。紹興酒はお気に入り。

それにしても、この前、注文をしておきながら、出てきた料理を「これは違う」「家庭料理ならわかるけれど、中華料理という以上、違う」といって料理をキャンセルしたお客がいた。
店によっても、調理人によっても、例え酢豚とはいえ同じものが出るとは限らない。
「豚の角煮」だったようなのだが、肉の量とか、調理の仕方とか、皿への盛り方が違うといって、頑固にキャンセルをしていた。
中華街通いわく「フードライターとかいう人たちがよくやることがある」という。
また、人気店がよく狙われるともいう。
過去に閉店に追い込まれた老舗も何店舗かあったとも聞いた。

■一楽
ここもまた、中華チャンプ出入りのお店。
ときとして、変わったメニューが出てくる。美味い。
豚バラ肉の中華風しょうが焼き

アンコウと野菜の唐辛子炒め

日替わり、週替わりがあって、獅門酒楼と似ているが、調理人の違いが味やテーマに変化を持たせている。

■海員閣
とにかく、2階のおばさんに会えると元気になれる。
お決まりは「ホール左」の席が狙い目だ。

一時期は行列のできる店として、愛想が悪くて有名だったが、常連さんはそれでも通い続け、いつの間にか人間がお互い丸くなったのか、実に居心地がよくなった。

最近、エビそばがお気に入りになっている。


これを書いていて気づいたことがある。
美味しい店は、ほとんど歴史のある店が多い。
食材もさることながら、「白飯」が違う。コメ=メシが美味いのだ。
今年は、歴史のある店を中心に食べ歩いてみようかな?


コメント (6)    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« 千葉南房総・富浦ロイヤルホテル | トップ | 千葉南房総・大房岬 »

6 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
なるほど (Shira)
2012-01-03 21:12:46
あけましておめでとうございます。

>バランスも味付けも素直だし、美味い。

素直っていうのがいいですね。
広東系でも上海系でも、
「ああ、こうだよなあ」
というおいしさに出会うとほっとします。
返信する
こちらへもようこそ (管理人)
2012-01-03 22:18:44
明けましておめでとうございます。
富士山ばかりでなく、こちらへもお越しいただいて恐縮です。
三ツ境は、境華楼のチキンライスが意外とオススメです。
手頃さでは、満珍酒家ですが、調理が一定していないような気がします。
めめは、まだ未経験。
出前は、栄楽が、いかにもって感じです。
どこか、オススメがあれば教えてください。
本年こそは、よい年でありますように!
返信する
おお! (Shira)
2012-01-04 21:48:53
ネット上で三ツ境中華話ができるとは思いませんでした。

境華楼…
もう42年も通っています。黒縁めがねをかけた先代の頃、コンクリートの床にパイプ椅子。広東系の流れを引いていて、中華丼には醤油を使わずに実においしかったのを思い出します。チキンライスがあるのはうかつにも知りませんでした。こんど食べてみます。

満珍酒家の茄子牛肉炒めご飯はけっこういけました。ねぎそばもなかなか。確かにばらつきがありますね。

カロリーの心配がなければ駅向こうの清香楼。角煮飯でドーンとどうぞ。


中国ではありませんが、ネパールカレーの「Chai」は好きです。野菜カレーは沿線随一と思っています。
返信する
角煮飯、行ってみよう! (管理人)
2012-01-05 00:35:28
メタ坊なので、できれば避けたい角煮ですが、それだけにツイツイ食べてしまう悲しいサガです。
今度チャレンジしてみます。
「Chai」も一度は行ってみようと、チラシを隠し持ってます。
仕事で本牧に行くと「家帝(イエティ)」というネパール人がやっているインドカレーの店が気に入ってます。
余談ですが、大和のステーキガストのカレーをメチャがけします。
返信する
栄楽! (Shira)
2013-01-21 20:22:30
こんにちは。

栄楽、あの店ですか!
営業していたとは…。

私の散歩コースです。
側面の地下部分への入り口が怖いです…。座敷牢か??という感じです。
返信する
出前は栄楽 (管理人)
2013-01-21 21:50:27
絶対、鉄板メニューで必ず出前は栄楽です。
子どもが店で食べたことがあって、
口々にすごい!といってましたが、
我が家にお客さんが来て、出前となると、
率先して栄楽に電話しています。
子ども曰く、
ゴマだれうどんとカツカレーはイチオシと言っております。
返信する

コメントを投稿

☆行っチャイナ街」カテゴリの最新記事