散歩の閑人:メタ坊っちゃまのYOASOBI?

若気の至りが過ぎてメタボでも、世遊びは辞められない。

平松屋 FC鶴ケ峰店

2010年03月30日 | ☆グルめぐる横浜

「家」が付けば“家系”、「屋」が付けば“屋根系”という。
と、ラーメン好きの同僚が言っていた。
マクドナルドも3月いっぱいで閉店する鶴ケ峰の商業圏に、待望のトンコツラーメン店が、なんとマクドナルドの隣りにオープンした。
「平松屋」に「FC」が付くからには、フランチャイズなのかなぁと思い、インターネットで検索してもそれらしいホームページは見つからず、いろんな人のブログを総合すると、ノウハウや麺、スープなどを供給するところがあって、そのフランチャイズチェーンになると、家系のような修行をせずに店が出せるというものらしい。
その意味では、いまどきのラーメン屋なのだ。

さて、25日の開店初日に行った人の話では、午後1時過ぎなら20分待ちだと聞いた。
今回、あえてその時間に行ってみた。
自動ドアが開き、左手の販売機(5千・1万円札は×)でチケットを買う。
が、何のアプローチもなく、13席のひとつも空いている訳ではないので、チケットを持ったままただ立っている。
ラーメンを黙々と食べている人と、ただじっと出来上がるのを待っている人。
厨房内では、見るからに脱サラしましたという店主?らしき人と、見た目家系にしました風の人とが、しずしずと動いている。
雰囲気は、通夜の精進落とし会場といった空気が漂っている。
家系ラーメンの、威勢が良くて、やかましい、機関車の釜場のような情景を知っている人にしてみれば、実に拍子抜けさせられる光景が展開する。
麺をビニール袋から出し、モミもせず、袋からスポッと1食用の湯切り笊に投入して、箸でほぐす。
スープは、寸胴から片手鍋に取りだしてから火にかけ、温めたものを丼に入れる。


麺の硬さも、味の濃さも、油の量も、何も聞かずに、麺硬めで出てくる。
トッピングは、のり、ほうれんそう、ねぎ、チャーシューで、家系のバリエーションだ。
スープは、何がベジポタなのかよくわからないが、おいしい。
具は、それこそ家系で、チャーシューはホロホロな感じ。


とにかく、今はラーメン通らしき人がやってきて、自分なりの評価を出しているところなのだろう。
15分間、何を食べるのか確かめられる訳でもなく、どのタイミングでどこに座ってもいいのかわからない状態で立っているのは、ちょっと辛い。
座ってから、作り始めるのだから回転は悪く、この待ち時間が解消する余地がない。
いつか正念場を迎えるときがくるだろう。


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