散歩の閑人:メタ坊っちゃまのYOASOBI?

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遠望・富士山2020.09.28(瀬谷区よもやま話3)

2020年09月28日 | ☆撮!富士 #Fuji

秋の長雨で雲隠れしているあいだに富士山は雪化粧したようです。
さて、旧上瀬谷米軍通信施設の跡地の町づくりについて考える時、新しい町の名称をどう名付けるかがポイントとなってきます。
土地区画整理事業で行うとすると、事業地の区域境界はもちろん、旭区との区境界やこれまでの町境界を、合理的かつ整然と公道や河川などの恒久的にはっきりした地物に沿って設定できれば、事業地内できれいな町割りが可能となります。
横浜市町界町名地番整理方針(昭和38年8月)には、町名の付け方について、
(1) 簡明で由緒あるもの、親しみやすいもの、語調のよい現地にあったものを選び、市内及び隣接市町村との同一町名類似町名又は難解、難読等の町名は避ける。
(2) 文字は当用漢字(現在は常用漢字)又はかな文字を用いる。
(3) 東西南北、上中下等のまぎらわしい間冠称は極力使用しないこととする。
また、丁目については、1つの町に準じたものと考え、4~5丁目位までとする。
と明記しています。
しかし、瀬谷区の町名地番整理事業により新設された町名を調べてみると、初期の段階では「字地名」の採用をしていましたが、瀬谷一~六丁目、相沢一~七丁目、中央を新設したあと、阿久和は東西南を付けるに至ります。
横浜市では、土地の表示に字地名があっても、一部の地域を除いて、住所に字地名の表記はしていません。
一方、町を新設すると、その区域内の土地の字地名・区域は廃止してしまいます。
字地名・区域を廃止すると、その境界線も同時に無くなるので、これまで境界線を跨いで土地の合併・合筆できなかった制約が取り除かれることになり、土地利用しやすくなるという訳です。
現在残っている瀬谷町の字区域を、平成21(2009)年に作成された「瀬谷区歴史地名ガイドマップ」でなぞると下図のようになります。

今の瀬谷町の字地名については、またあらためて列挙したいと思います。

瀬谷区よもやま話1(ここをクリック!)

瀬谷区よもやま話2(ここをクリック!)


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