散歩の閑人:メタ坊っちゃまのYOASOBI?

若気の至りが過ぎてメタボでも、世遊びは辞められない。

千葉鴨川・みんなみの里

2009年11月06日 | ☆千葉県
この記事を書くにあたって、ネット検索してみると「みんなみの里」が鴨川市の総合交流ターミナルという施設のニックネームだとは知らなかった。ときどき利用するものの、あちこちにある「道の駅」だとばかり思っていた。それを知ってしまうと現金なもので、そういえばあか抜けていないし、並んでいるものも雑然とした感じがしていたのも、地域の人が自ずからかかわっているものの、うまくコーディネートされていないからだと合点がいった。
郷土の文化や地域の産品を紹介したり、農業体験を通して都市住民との交流など、地域情報の発信基地として幅広い活動を目的として設立されたこの施設だけに、ある意味では「商い」を意識した視点が抜け落ちているような気がするのは私だけではないかもしれない。ずらりと並べられた「かかし」も、たまたま立ち寄った観光客には意味もわからない。剣道着を着た森健かかしも、なぜここに並んでいるのか、その理由を説明しなくては交流のきっかけにもならないと思っているだろう。
保田漁港の「ばんや」のように、いけいけどんどんと、口コミで来場する観光客のニーズに会わせているうちに巨大化していき、ついには地元の若者の就労先としての地位を得つつある施設と比較してはいけないのだろうが、地元の交流を重視しているままでは、いつか金の切れ目が縁の切れ目になってしまうような気がしてならない。ひょっとして、イベントの日に行ってみると違う雰囲気があるのかも。

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