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やっと、歩道橋の工事も終わりがみえてきた。
ひさしぶりに歩道橋の上から街路樹の並んだ道路をデジカメしてみた。
何か変だ。
そろそろ、紅葉の季節に入る頃だから葉が枯れ始めるのもわかるが、
ボリュームも、色もあまりよろしくない。
そもそも木に勢いがないのがわかる。
それで、去年の今頃に、まだ緑濃かった枝を丸裸にしたことを思い出した。
それが下の写真で、撮影日は10月16日となっている。
上の写真は、10月30日である。そして今年は枝を切っていない。
それを遡ると、8月に撮ったものがあった。下の写真
比較してみると一目瞭然である。
切るべき時を誤れば、木も病になる。
万が一、枯れたときの代償は誰が払うのか?
知人に聞いた話では、
市長を放り出して辞めた中田横浜市長の人事制度により、
次々に経験者が退職してしまい、
これまで培ってきたノウハウが引き継がれなくなっているという。
それも、長く同じ畑を歩んできた人は、
異動でまったく畑違いのところで勤務するようになり、
また、逆に畑違いの人が仕事を引き継ぐことになったために、
ノウハウのない格安入札を落とした業者がいいかげんなことをやり、
どう検査したらよいのかもわからない職員がOKを出す。
上司も畑違いだから判らないままハンコを押す。
このような状況が市役所内に蔓延しているともいう。
税収が落ち込み、ますます人を減らし、仕事を業者に丸投げにする。
手本となるべき市長がそうだから、仕方のないことなのか?
今度の林横浜市長は、政権をとった民主党の勢いをバックに当選した。
今は何もわからず、知らされないまま、
中田市長のとりまきとして権勢をふるっていた連中が、
林市長の行動を仕切っているに違いない。
また税収減を理由にしたリストラがはじまるのを「よし」として、
さて、この街路樹の末路はどうなってしまうのだろう?
この枯れかけた街路樹は「横浜」そのものなのかもしれない。