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木灰を使って蕨のアク抜きをしてみた。沸騰した湯の中へブチ込んで、10分後に火を止め、8時間そのままにしておいた。水洗いして、1本引き抜き、とりあえず食べてみた。「ぐえ、エエエエエグい!」。独特のエグ味とともに、木灰のなんとなくモワッとした臭いが鼻をついた。あれれ?なんでだろうと考えてみた。刈り取った茎の断面が黒く硬化している。たぶん、採ってから時間が経過していて、エグ味が増していたところへ、茎を切って浸透しやすい断面にせずに煮込んだせいだ。そういえば、信州では収穫したその日の夜にはアク抜き作業をしていたのを思い出した。そこで、水を数時間毎に替えてさらしてみた。なんとかエグ味も木灰臭さも薄れてきた。たぶん、水の黄色みがなくなるころにはテーブルデビューできるだろう。
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