勇者の大局観

ヘボ投資とつれづれなる日々・・・
(投資に関する投稿は私感に基くものです)

キヤノンショック?

2013年04月25日 | 
キヤノンが発表した四半期決算(売上1.5%減、営業利益33.8%減)が予想を下回り、今日の株価は6.3%ほどマイナスとなった。円安効果では世界需要の減速をカバーできていないことを露呈した形で野村証券はキヤノンのレーティングを「バイ」から「ニュートラル」に下方修正した。更に各社決算発表が続くので注目していく必要が有りそう。

輸出企業にとって為替差益は確かに大きいがバランスシート上で利益が出るだけで、円安になったからといって売上や営業利益が増える訳でもなく、肝心の売上が増えないと雇用も生まれない。ここがアベノミクスの落とし穴で、海外の客先が日本製品をより多く買ってくれなきゃダメな話だ。海外からみるとドル高で今までより安く日本製品を仕入れれるのは有難いが、だからといって必要量以上を仕入れても意味がない。世界のみんなが「欲しい」と感じるような良い商品を開発する事の方が肝要ではないだろうか・・・
要は、海外でキヤノンのカメラが3割安くなったとして「それならキヤノンは買いだぜ」と皆が思うなら売上も伸びよう。しかし、カメラ自体に魅力がなければ論外だもんね。

ちなみに私の一眼レフはオリンパスだよ ←プリンターは昔からキヤノンのくせに


個別銘柄:古河電気工業を売り。



<保有銘柄>
ゲオ
ザインエレクトロニクス
三信電気
PGMホールディングス
川崎化成
JFEホールディングス
昭和電工
マルハニチロHD

  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

ポジションの取り方。

2013年04月25日 | 
昨日、日経平均が更に300円以上の上げで14000円に迫りつつあります。これを上げ過ぎと見るのか、それとも「まだまだ」と見るのか全く判りませんね。「どんな銘柄でも買えば上がる」の笑いが止まらない時代、すなわちかつてのバブル経験者に言わせれば「あんときゃ、こんなもんじゃね~!ビビッたら負けだよ」と言うのでしょうが、それを体験していない我々には、どう見ても“おかしい”こんなの崩れだしたら一気じゃないのかと思えてきて仕方がない。難しい問題です・・・
ただ、バブル時代と違う事が有ります。“消費”ですね。あの時代の消費はすごかったです。ボーナスもうなぎ登りで「終電なくなりゃタクで帰ればいいし~」なんて軽い考えがまかり通っていたとタクシーの運ちゃんも言ってました。しかし、いまの実体経済は半年一年前となんら変わってないのが現状で“マトリックスバブル”とでも言おうか、架空のバブルですよね。
本当に安倍さんの言う通りになるのかなぁ・・・。安部さんは「タイムラグがあるので、国民のふところに反映されるのは来年12月辺りだ」と言っていたが何を根拠にしているのやら それに値上げに増税ときて家計が圧迫する消費者はそれまで我慢出来るのか?
まぁ、心配は尽きないわけですが投資に関してはどういう運用でいくのかが悩みどころ。私的には半信半疑ということで、半分を運用に充てて(暴落してもナンピン出来る様に)半分を現ナマで保有するハーフポジションをとっております。もちろん運用している銘柄に充分の利益が乗れば確定させてその資金で底値圏の銘柄を買う回転セオリーを実践しようとしているのだけど、もうどれもこれも上がりたおしていて回転し辛い状況で困った感にさいなまれている方は私を含め多いと思われます。

北のミサイルも少し気になりますね ←投資に向かない小心者

  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする