映画『LOOPER/ルーパー』

タイムトラベル（ＳＦ）物が好きなのもあるけど、それを差し引いても良い映画だった
まず、今までにない角度からのタイムトラベル。タイムトラベルではあるが時間軸がややこしくなく解りやすい。そして主演のジョセフ・ゴードン、ブルース・ウィルス、エミリー・ブラントの３人がストーリーをしっかりと支えていて、全体に派手さはないが「早く先が見たい」と思わせてくれるのが良かった～

あらすじ：
ジョー（ジョセフ・ゴードン）はタイムマシンで未来から送られてきた人物を殺し消し去るのが職業。淡々と殺しては報酬の銀を受け取る。ところがある日、初めて殺しそこなってしまう。その人物は未来の自分（ブルース・ウィルス）だった。もちろん決してしくじってはならない組織の掟があり、ジョーはここにいてはならないもう一人の自分を殺そうと追いかける。一方、未来から来たジョーは若き日のジョーの考えはお見通しでジョーに「組織から逃げろ」と言う。なぜなら自分には過去に戻ってやらねばならない目的があったから・・・

これ以上言うと面白くなくなってしまうので、あらすじはこの辺まで。タイムトラベル自体はパラドックスが発生するのはお決まりなので、あまり考えないで展開を追いかけて観てもらいたい。大がかりな仕掛けはないがストーリーはうまく出来ていると思う。結末は「やはりこれしかないかなぁ」と納得