勇者の大局観

ヘボ投資とつれづれなる日々・・・
(投資に関する投稿は私感に基くものです)

映画『オブリビオン』

2013年10月26日 | 映画
「Oblivion」・・・意味は忘却。
そう、主人公ハーパー(トム・クルーズ)の記憶の彼方の真実がこの映画の源泉と言っていいのではないでしょうか。予告編を見て想像した映画の構図は完全に裏切られました

あらすじ:
西暦2077年。60年前に起きた異星人スカヴとの戦争に勝利したにもかかわらず地球は荒廃し、人類の大半は、土星の衛星であるタイタンへの移住を余儀なくされていた。そんな中、地球にたった二人残った元海兵隊司令官ジャック・ハーパー(トム・クルーズ)とヴィクトリア・オルセン(アンドレア・ライズボロー)は、上空から地上を監視する平凡な日々を送っていた。ある日パトロールの途中で彼は、墜落した宇宙船の残骸から謎の女性ジュリア・ルサコーヴァ(オルガ・キュリレンコ)を助け出す。彼女は何故か会った事も無いジャックの名前を口にするものの、その記憶は途切れ途切れのものでしかなかった。そんな時、2人は突然スカヴに捕えられ、ジャックは連れて来られた先でマルコム・ビーチ(モーガン・フリーマン)と名乗る男と出会う。自分以外にも地球で生きる者がいた事に驚くジャックに、マルコムは「ある真実」を告げる。そしてこれが、ジャック自身と地球の運命を大きく変えていく事になるのだった。

(^o^)とまぁ、こんな感じ(ウィキ通り)なのですがもう少しバラしてみたいと思います。

映画を楽しみにしている方はここから読まないようにネ

ネタバレ:
このあらすじは、おおかた予告編通りですが実際の真実は大きく違います。
真実は・・・60年前にジャック・ハーパー(トム・クルーズ)とヴィクトリア・オルセン(アンドレア・ライズボロー)達調査隊はタイタンへ行く途中で敵意ある異星人と遭遇し襲われます。異星人と言ってもスタートレックやメン・イン・ブラックに出てくるような気持ち悪い宇宙人ではなく、“人工知能のような物体”と言った方が解りやすいでしょうか。
そしてハーパーは他の隊員達がいる居住区を切り離して助け、ハーパーとヴィクトリアは捕まってしまいます。それからエイリアンは二人のクローンを大量に作り、進んだ科学力を武器に地球資源を吸い上げるために地球へと侵略をかけてくるのです。地球人は抵抗を続けますが殆どが死滅してしまい生き残った者達は潜伏生活を続けながら逆転の機会を練るのでした。
クローンのハーパー達はエイリアンによっての記憶を消されていますが「奥底にあるかすかな記憶」が墜落した宇宙船から助けた女性ジュリアによって呼び起され、事態は思わぬ方向へと進んでいきます・・・

^_^; 「え~!そうくるかぁ」とか「そんなばかなぁ」とか苦笑いしてしまうラストの持って行き方ではありますがSF作品として深く考えずに楽しみましょう!「2001年宇宙の旅」やら「スターウォーズ」やらいろんなSF映画のパーツパーツをぱくっている部分が見受けられますが、そこはそれで・・・
今までにない斬新なストーリーではなかったことが少し残念かな。



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