本日のわたげ わたげ1 アンサンブルバージョン
ちいさな 白い掌
右に左に 揺れる わたげをおいかけ
きみの心に 舞い降りたらいいのに
小さな わたげ
離さぬように
優しく つかまえていて
風が起きたら
みんなで ふわりとね
背中に遠ざかる 涙や悔しさに 目をやり
あとは前を見つめ風をうけよう
優しいわたげ 暖かいわたげを
みんなに伝えたい
届けたい
あなたの手に その掌の上に
わたげを
ちいさな 白い掌
右に左に 揺れる わたげをおいかけ
きみの心に 舞い降りたらいいのに
小さな わたげ
離さぬように
この曲は、タッカが私と出逢って、いろんなことを語り合って自分も難聴で苦しんだことや、私が聴こえない人たちと関わって「伝えたいこと」「届けたいこと」いろんな気持ちが重なって、私に作ってくれたものでした。
このころは、pianoにも歌にも自信のかけらもなく、誰かに聴かせるなんてことも、考えていない自分もいたり、
でも、アンサンブルをつけてもらえるように頼んでみたり、静と動が入り混じり、複雑だった。(笑)
それでも、グランドピアノを弾く機会なんでそうそうないだろうとか、「みちえさんの今のpianoでは人になんて聞かせられない」という言葉で打ちのめされながら、半分はそうだよね。。。でも、「悔しいなぁ」みたいな気持半分で、事実を突き付けられて泣いたことも、今では遠い昔のことのようです。
このわたげの歌詞にあるように涙や悔しさを持ちつつ、それは背中つまり時間は動いているので、過去のことととらえて前を向いて風を受けているうちに、「わたげは飛んで行くんだ」ということに気がつきました。
もう一度「わたげを歌いたい」と今なら出来るような気がするから、あの時のわたげを飛ばしたい。
もうあの時のわたげではないかもしれないけれど、この曲から、もう一回想いを起こして、ふう~~。