人生の中で引っ越しは小1、中2が2回、高3、20が2回、25、27、41?そして今回。
家の建て替えが3回で、あとは帰る場所がないって感じで、まぁ、独身の時は、あまり感じなかったけれど、家族がいても、帰る場所とかあまり思えていなかった自分がいる。
夜もそうだけれど、安心できないというか、落ち着かない習慣というか。
いつでもだれかに怒鳴られそうな気持ちで、いたみたい。
だから、イライラしてたし、ドキドキもしていたし。
「もう、いい」が私の口癖だからね。
最近こそ意識して使わないようにしたいと思っているけれど、なかなかね・・・。
引っ越しの作業を進めているうちに、私はここから離れたくないんだなとわかってきた。
やっと、自分のい心地の良い場所になったのにと、とても悲しいのだ。
こういうときは、自信っていうものが消えていく。
本当にいいの?大丈夫??
何をしていても不安になる。
今回は、歌。
歌は好きだけれど、聴かせる歌は歌えないし、でも歌いたい。
この矛盾の中で練習をすればするほど、心が動く。
やめるっていいたい自分が前面に出てくる。
今回は言わないって決めたのに、もうすでに言いたくてたまらない。
でも言うと自分を貶めることになるんだってわかっているから、言わない。
失敗してもいいから、歌うんだって決めているのに、怖い。
3年前の私じゃない。
だから出来るかもしれない。
でもまた同じかもしれない。
でも、でも。でも。
その繰り返しだ。
私には、根っこがないずっと、そう思って生きてきた。
でも、ここに居たいって思う自分を見つけてしまった。
自分にしっかり根を張れるだろうか?と、不安なんだ。
昨日の里子さんの「ゴミ」だと思うという気持ち、よくわかる。
私も不燃物くらいの気持ちで生きてきた。
どうせいらない人間なんだってね。
私の変わりなんていっぱいいる。
でも違うんだ。
みちえは一人しかいない。
親から虐待をうけて、ろう者と頑張って生きてきたみちえは私だけなんだ。
そう思っているのに、「いらない理由」を探している自分が悲しい。