在宅ホスピス医の内藤いづみさんの書かれた文章に
『(略)終末期に近づき、飲み込む力も小さくなっていた。家族は何かを食べさせてあげたかった。私は専門家から聞いたことを思い出した。命の最期に味覚を総動員して味わいたいものに、ハマグリの潮汁があると。
「よくだしを取って、塩でお好みに味付けをしてあげてください」と伝えた。早速作って口に運ぶと、おいしそうに飲み込んだという。私たちの命は太古に海から生まれ進化してきた。だから、体液と海の成分はとても似ているのかもしれない。』
内藤いづみ『最期のときを家族と』より「いい塩梅の味付けで」から抜粋
があり、とても心に残りました。
今日は、なんだか嵐の後の無力感で、どっと疲れが出て来たのかしら?
元気ではなかったので、この文章を思い出して
あさりの味噌汁を飲みました。
大好きなコーヒーを飲んだ後とはまた違って
ノドがすーっと、すっきりした気がしました。
お腹にも優しいし。
大粒のあさり、閉店間際だったので沢山買えました。
美味しかったわ
これからも機会があったら魚介の味噌汁をつくろうっと、
明日もね。
文章、一部ですがのせました♪
内藤いづみ医師については
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はまぐりの潮汁は
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あさりの味噌汁は
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