(光と影のコントラスト)
光が当たれば影が出てきます。
光が無ければ影は無いのです。
光には影がある様に表があれば裏があります。
人の心にも表と裏があります。
本物があるから偽物があるのです。
本物はどこまでいっても本物であって偽物はどこまでいっても偽物になります。
ゴッホは初期の段階で憧れのミレーの絵画を模写していました。
ミレーの原画はミレーであってゴッホの原画はどこまで行ってもゴッホの絵画には変わりはありません。
私はミレーの絵画もゴッホの絵画も現代絵画も先入観に囚われずに鑑賞する様に心がけています。
河川には水の流れがある様に人間にも時の流れがあります。
空にも雲の流れがある様に人間にも気持ちの変化があります。
世の流れには流行、人気といったブームがあります。
ブームがブームを呼び、知らず知らずにそのブームに乗ってしまいます。
名画のリトグラフを手軽に楽しむ心もその表れに思えるのです。
ブームや流行に左右されずに気ままに絵画の素材を探して見るのも楽しいと思います。
絵画による光と影のコントラストには深い味わいがあります。
「緑の館絵画を楽しむ会」はこちらです。
どうぞご覧下さい