徒然なるままに ~ Mikako Husselのブログ

ドイツ情報、ヨーロッパ旅行記、書評、その他「心にうつりゆくよしなし事」

ドイツ:太陽光電力逐電助成プログラム3月1日よりスタート

2016年02月29日 | 社会

ドイツ連邦経済エネルギー省の2016年2月19日のプレスリリースによれば、3月1日から新しい太陽光電力蓄電器設置を助成するプログラムがスタートするそうです。

連邦政府の再生可能エネルギー助成プログラムによって過去数年で地域分散型の太陽光発電機が急成長しました。送電網及び電力供給の更なる安定性を図るため、発電だけでなく、地域分散型の逐電も重要性が増してきたと見なされ、新たな逐電助成プログラムの開始に至ったとのことです。

助成はドイツ復興金融金庫を通して実施されます。設置費用に対する助成金の割合はプログラム開始時の25%から段階的に下げられ、最終的には10%になります。

  • 2016年3月1日―2016年6月30日:25%
  • 2016年7月1日―2016年12月31日:22%
  • 2017年1月1日-2017年6月30日:19%
  • 2017年7月1日ー2017年12月31日:16%
  • 2018年1月1日ー2018年6月30日:13%
  • 2018年7月1日ー2018年12月31日:10%

すでに終了した助成プログラムの枠内でドイツ復興金融金庫(KfW)は1万9千件、6000万ユーロの助成金を拠出しました。これによりトータル約4億5000万ユーロの逐電設備投資がなされました。

ドイツは2050年までに100%再生可能エネルギーによる発電を目標としています。