集英社新書
2016年 6月 第1刷発行
2017年 2月 第2刷発行
251頁
所謂ハウツーものは読みませんが
ラジオで高橋源一郎さんが紹介されていて、『落語』を題材に話し手と聞き手が織りなすダイナミクスや聞き手どうした影響し合うことで生じる強調についての研究をまとめたものという内容を聞き購入
一人の話し手が多くの聞き手の前で話す状況での話し方を念頭に置いての話術なので自分には当て嵌まりませんが聞き手の側としても大変興味深い内容でした
本書を読んでから生で見た舞台上の人物(山下達郎、落語家)や報道番組で見る政治家(特に野党党首)の話す内容、声色、目線、間、服装、姿勢など、読む前には感覚的にしか捉えていなかった自分の好き嫌い、興味の有無が話し手の話術によるものであったことを理論的に理解できたのは良かったです
話し手と聞き手が一対一であっても通用する内容も著されています
大いに役立てましょう(^_^)
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