うたたねこと

ちょっぴり皮肉、かつ、お気楽
うたた寝ネコが薄目で見た日常と社会

ソーラークッカー サイトと製図

2011-03-15 08:15:34 | 世直しエコ生活
昨日紹介したソーラークッカー、Cookitといいますが、このサイトに紹介されて製図も出ています。
私が制作したのは、king氏のプランによる(カラーの図)ものですが、材料の関係で標準サイズより小さめです。 もっと簡単な製図の物も出ています。

Cookit-ソーラークッキング  http://ja.solarcooking.wikia.com/wiki/CooKit

英文ページにはもっと詳しい解説や使い方があり、動画も見られます。

Cookit-Solar cooking    http://solarcooking.wikia.com/wiki/CooKit


被災地では、まず水や食糧が手に入らなければ困るのですが、徐々に物資も運び込まれているようです。
電気、ガスの不足を補う助けになれば幸いです。
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震災~避難生活、節電にソーラークッキングを

2011-03-14 09:21:02 | 世直しエコ生活
東日本の大震災、未曾有の災害に何か出来ることはないかと考えています。
以前、エコロジーへの興味から試したソーラークッカーが役立つのではと思い、紹介させていただきます。

夏場の関西で1時間半から2時間で90℃位になり、卵や野菜を茹でることも出来ました。
季節や場所の条件は違いますが、冬でも使えるとの記述も見ました。 水やレトルト食品を温めることは出来ると思います。

ダンボール、アルミホイルなど身近な材料で出来ます。 私は内側が銀色の食品やペットフードの袋を利用しました。




ダンボールを図のような形に切り、アルミホイルなど光を反射する素材を貼り付けます。





これを立体的に組み立てます。 側面の三角形に飛び出した部分を底面のスリットに差し込みます。 



調理器は熱に強い空き缶などを黒く塗って使います。 プラスチック容器は使えません。 金属製の蓋も必要でやはり黒く塗ります。 塗料は水性インクはダメで油性の物を使って下さい。
熱を逃がさないように透明なカバーを掛けます。 これにはペットボトルを切って使っています。



セットするとこういう形です。 使用時には底面前側の部分を折り曲げて持ち上げ(下に石やブロックを置くと良いでしょう)、パラボラ型に近い形にします。

 

使用時には熱が効率よく集まるように、手動で時々調整する必要があります。
かなり熱くなりますので、軍手などつけて、くれぐれも火傷に注意して下さい。
少量しかできない、時間が掛かる、天候に左右される、など難点も多いですが(あと女性は下からの照り返しによる日焼けも気になるのですが)、容器や置き方など工夫してみてください。 前に紹介したダンボール保温調理器と組み合わせると、煮込み料理も出来るかも知れません。

避難所だけでなく、一般家庭で計画停電対策の節電にも使えるはず。
被災地以外でも節電して電力を被災地に回せるなら、喜んで協力したいのですが、東日本と西日本はヘルツが違うので難しいとニュースで言ってました。 何とかならないものでしょうか?

一人でも多くの方々が、少しでも元気を取り戻されるよう願っています。
 

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情報を正確に

2011-03-12 16:56:54 | うたたねこと~日々雑感
茫然…、というより表現のしようがない東日本の巨大地震・津波の惨状です。
余震・津波が続く中、救援活動もままならず、原発故障や石油コンビナート火災の2次災害も心配な状態。
政治、経済でゴタゴタ続きの日本ですが、ここは細かいことはひとまず置いて、救難・救援に集中したいところ。

地震発生時、私は名古屋にいました。 阪神・淡路大震災のドーン、ガタガタガタ、というのとは全く違った、気持ち悪い大きな横揺れを感じました。 東海道新幹線が運転見合わせとのことで、関西方面に帰るにはどうすれば?と考えていましたが、静岡以西運転再開の報に名古屋駅に向かいました。
ホームに停まっていたのは「こだま」でしたが、これ以降の運転のめどは立っていないというのでギュウ詰めのデッキに無理矢理潜り込み、だいぶ待たされた後17:22分発車で、なんとか新大阪までたどり着けました。

こんな時、不安を煽るのは情報がないことです。
車内放送で「この列車が最後」と何度も繰り返すのは、なぜ折り返し運転や増発をしないのか疑問も感じるし、「もう分かったから…」とウンザリしました。
新大阪に着く少し前、「在来線や私鉄電車も全面的に止まっています。」という放送があったのは、「東海道在来線や近鉄は正常に運転」というニュースを見ていたので、「ウソつけ」と思いましたが、知らない人達の不安を煽ったのでは。
自宅に帰ってニュースを見ると、東京では交通が全面ストップしていたようで、放送はこのことかと合点がいきました。 震度5の揺れがあった東京も被災地といえる状況で、折り返し運転などの対策が出来なかったのも理解出来ました。
これが最後の列車だとすると、おそらく関東在住の車掌さんは当分帰れないかも知れず、自宅や家族が心配だろうと気持ちは分かるし同情もしますが、場所を正確に特定せず「全面運転停止」というような情報を流すのはどうか、そういうことが流言飛語の元になるのでは?と思いました。

この「こだま」に乗っていたのは、新大阪から更に中国・九州方面に向かう人も多く、私の周囲では乗り継ぎの心配をする声が聞こえていました。 実際には多少の遅れはあるものの新大阪以西はほぼ正常に運転されていたので、その情報があれば少しは雰囲気も良くなったのでしょうが、会社が違うと情報が入らないのでしょうか? だとすると分割民営化の弊害は大きいと言えます。

ニュースも津波情報を繰り返し流すのは必要だと思いますが、地震そのものの被害がよく分かりませんでした(始めのうちは把握出来てなかったので、仕方ないでしょうが)。 仙台にいる親戚の一人と連絡が取れず心配しましたが、先ほど無事避難していることが確認出来ました。

一夜明けてみると、こんな不満は暢気でわがままな物に思えるような酷い被害状況です。 
しかし、今後の救援活動を出来るだけ有効に行っていくためにも、あいまいな情報で直接被害がないところまで混乱させるようなことは、厳しく慎んで欲しいです。
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