うたたねこと

ちょっぴり皮肉、かつ、お気楽
うたた寝ネコが薄目で見た日常と社会

ラミー(チョコ)が変わった?

2020-10-22 09:19:14 | うたたねこと~日々雑感
もうなんか、ずっと投稿してなかったんですけど。 ツィッターとかインスタとか「いいネ」を競う今のネットについていけない気がして、特に言いたいこともなかった(わけでも無かったけど、面倒くさかった)し。
でも言いたいことができたので書きます。

それがロッテのラミーチョコレートのこと。
ずいぶん前からのロングセラー商品で、冬季限定販売になっていました。
毎年、発売になるのを楽しみにしていたんです。

今年もようやく店頭に出て買ってみたら、「あれ、パッケージ変わってる?」
中身も銀紙包みの大きめのバーから小袋包装へ。明らかに量は減ってます。
でもショックなのはその中身。なんかチョコがつるんとして固くなってる。「チョコレートの厚みを増して食べ応えを強化」って、中のラムレーズンやガナッシュ減ってるから食べ応えは低下してますよ!
以前のチョコは確かにべたついて手につきやすかったけど、その柔らかさがフィリングのガナッシュとマッチして良かったんですよネ。 原材料高騰とかで減量や値上げは仕方ないにしても味や食感は変えないでほしかった。

「主にまだお召し上がり頂いたことがない方のトライアルを喚起するため、スタイリッシュで高級感付与したデザインにリニューアルしました」って、新規購買者が増えたら従来のファンはどうでもいいから切り捨てるってか?
珍しくタレントさんを起用したCMを流してて、「ん?」と思ったけど、そういうことかい。 CM出演のタレントさん、別に嫌いじゃなかったけどこれを機に嫌いになるかも。このガッカリ感と結びついちゃうので。
この質だと、冬季販売にこだわる必要もなさそうで、通年販売できば一時的に売り上げが落ちてもOKという目論見もあるのかも。

人により好みは色々だろうけど、私的にはこれはもうラミーじゃない。 他と比べられない特別なお気に入りだったけど、他と比べられるただのチョコになってしまいました。
「二度と買わない」とまでは言わないけど、他商品や値段を考慮して、安売りの時だけ買うかな。 ま、今までもそうだったんですけど(笑)。

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祝 富士山 世界文化遺産登録決定

2013-06-23 21:57:56 | うたたねこと~日々雑感
 まずは明るいニュースということで、登録決定おめでとうございます。

 除外が勧告されていた三保の松原が逆転承認されたのもよかった。 地元の方々には、それぞれの土地からの富士山のイメージがあるでしょうが、多くの日本人には三保の松原からの富士山のイメージが強いのも事実。
 最後まで粘り強く交渉を続けた成果でしょう。日本外交の他の分野でもこれくらいやってくれれば…。 お金もだいぶ使ったのかな? まあ、それは観光で取り返せば―なんてダメダメ! 富士吉田市長のおっしゃるように、商業主義に走らず、環境保全に努めなければ。 世界遺産がゴミだらけなんて恥ずかしいことです。

 実は関西人の私、直に富士山を見たことがないのです。
 何度か東京に行くことはありましたが、季節のせいか車窓から富士山が見えたことがありません。
一度曇りの夕方、影のようなシルエットが見えたことがあったけれど、それは美しいというより、正直不気味に感じました。

 関西人の富士山観は関東・東海の人とは少し違っているかも。

 万葉集の山部赤人が富士を詠んだ歌にこういう言葉があります。
   
      渡る日の影も隠ろひ  照る月の光も見えず
      白雲もい行きはばかり 時じくぞ雪は降りける

孤高というか他を寄せ付けない峻厳なイメージです。 名前の連想から、時の権力者・藤原不比等が天皇・皇族(日月)をしのぐ勢いであることを暗示しているという説もあります。

 また風土記に、山の神が姿を変えて各地の山々を訪ねた時、富士山は冷たくあしらって泊めてあげなかったので人の近寄れない荒涼とした山にされ、温かくもてなした筑波山は人々が楽しく集う山となったという話があります。

 古代、中世には富士山は噴火を繰り返す荒ぶる山であり、関西人は富士山が畏れられた古代の記憶をいまだに引き継いでいるのかもしれません。
 それが収まって富士登山などで親しまれるようになった歴史は江戸中期ごろからで、まだ浅いといえます。

 富士山に代表される自然との付き合いの文化・ルール作りは、まだまだこれからの課題のようです。
 
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アイスマン殺人事件

2013-04-30 08:45:12 | うたたねこと~日々雑感
 先日のNHKの特集番組、久々に興味深いものを見ました。 再放送を録画したものを連休中に見たので、全く遅い反応でスミマセン。

 1991年にイタリア、オーストリア国境のアルプス山中で発見された五千年前の冷凍ミイラの男性。 それが20年以上たって解凍、精査されたという。
 ニュースなどでも断片的に取り上げられていましたが、はじめ考えられていた遭難した狩人ではなくて族長クラスの身分の高い人物だったとか。 骨格、DNAからの風貌や持病など体の特徴だけでなく、消化管の内容物から食生活はもちろん、生前の行動までわかるというすごさに感動しました。

 DNAから彼の子孫にあたる人々は、現在はアルプスではなく地中海のコルシカ島やサルディニア島あたりに住んでいるというのも面白い。

 従来の予想よりも豊かな生活を送っていたらしい彼が、アルプスの山頂近くで死んで冷凍ミイラとなっていたのはなぜか?
 その死因とは、背後から矢で射られて倒れたところを頭部を鈍器で殴られ致命傷を負わされた他殺らしい。 それに関しても様々な仮説が紹介されています。 まず生贄説。アンデス文明でも山頂近くのミイラというのはそういう例が多いとか。 番組では触れてなかったけど、敗戦や天災の責任を取らされて指導者が殺害されることも古代社会ではあったらしい(卑弥呼の死因にもそういう説があります)。
 
 しかし、それに対して殺人説を唱える根拠になっているのが、先に述べた消化管から発見された花粉類。 消化管からは食物だけでなく吸い込んだ空中の花粉も見つかり、その植生によって死の二十数時間~直前にいた場所、つまり生前の行動がわかるんだそうです。 それによるとアイスマンは死に場所と同じくらいの高地にいたのが、いったん標高の低い土地に移動しているらしい。それが直前にまた標高の高いところに戻って死んでいたという。 その行動を研究者は何者かから逃げていたとしているのですが、そこはちょっと納得できません。 逃げるのなら高地から低地に戻るのはおかしい。 人の少ない高地を移動して逃げるほうが合理的でしょう(食料などを調達に行ったとも考えられますが)。

 そこで、私なりに勝手にその行動を推理してみました。 研究者の方たちと違って何の根拠もありませんが。
 まず最初に高地に上っていたのは何かの祭祀のためではないかと思うのです。 消化管内容物からわかる予想を上回る豊かな食事も、日常のものではなくお祭りのごちそうだったのかもしれません。
 祭祀を終え居住地である低地に戻った彼が、再び高地に上ったのは何か忘れ物をしたからでしょう。 祭祀にかかわる大切な祭具だったのかもしれません。 あるいはそれこそが殺人者の罠で、彼が祭祀の地に戻るようにその大切な何かを隙を見て盗み、隠しておいて待ち伏せしていたのかもしれません。
 そしてそれを探してか、見つけて回収しようと屈んだところを後ろから射られた。 屈んだ姿勢でいて背後から射られたというのは、体内に残る矢じりや傷の具合から間違いないのでしょう。 その後、暗殺者は石で殴ってとどめを刺し、遺体をうつぶせにして背中に刺さった矢柄を回収して立ち去った、というところは番組で研究者が再現して見せたとおりだと思います。
 人様の死因をあれこれ憶測するのはいい趣味だと思いませんが、なにせ五千年前の話で、考古学、民俗学的な問題ともつながってますから…。

 実は私が最も興味を惹かれるのは、アイスマンの皮膚に残る刺青が東洋医学でいうところの経穴(いわゆるツボ)に一致するという点です。
 骨の状態から腰痛に悩まされていたというアイスマンには同じ悩みを持つ者として親近感を覚えます。 彼の皮膚の現在でも腰痛のツボといわれている個所に、ちゃんと刺青が残っているそうです。 鍼灸治療のための目印だったのか、刺青自体が治療の一種なのか?
 黄帝内経などで経穴の記述が出てくるのはもっと後の時代と番組では言ってましたが、記録に残される前に広く社会に広がっていたはずですから、そのあたりもっと研究が進めば面白いですね。 このころすでに中国とヨーロッパの交流があって、中国の知識・技術が西に伝わっていたのか? 逆に中国の伝統と思われていたものがヨーロッパから来ていたのか? あるいは両者にその知識を伝えたまったく別の起源が存在するのか?
 
 そのようなことをいろいろ考えるには、まだまだ材料が足りませんが、残された事物だけでなく伝承なども馬鹿にならないと思うのです。 伝説と思われていたトロイアや殷王朝の遺跡も現実に発掘されました。
 伝説・仮説が今回のアイスマンのような実物と結びつくことに、大きなロマンを感じるのです。 

 
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金環食とともに復活!

2012-05-21 18:32:13 | うたたねこと~日々雑感
半年近く休眠していましたが、今朝の金環食とともに復活しました! って、どうせまたすぐ休眠するんですけど…。

さすが世紀のイベント、わくわくしました。
しかもお金をかけずに誰でも楽しめるんですから。

日食グラス? 買ってませんよ。
濃いめのサングラスに、色つきプラスチックで間に合わせちゃった。
でも、金環の時はこれでばっちりだったけど、少し陽が強くなったら眩しくてダメでしたね。 だからピンホールと組み合わせてたけれど、ピンホールの陰は三日月型になるけれど、蝕の程度を正確には反映していませんでした。 これだけで見た人はガッカリしたんじゃ?

今回もマスコミの論調はグラスを買わせようという商魂とタイアップみたいで、何かなあ…と感じていました。
これから暑くなってくるとNHKニュースでも「こまめに水分を取りましょう」と連呼して、ペットボトルのサブリミナル映像でも流れてるんじゃ?と勘繰りたくなるのですが、似たような雰囲気ですね。
だからといって、「色つき下敷きで十分だよ」とか「そんなにしょっちゅう飲まなくても平気だよ」といって被害が出ても責任取れないし。
自分が眼を傷めるのは自業自得ですが(「自己責任」って言葉なんだか嫌だな)。

このあたりも、書くことの敷居が高くなる一因なんですよね。

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震災から半年

2011-09-11 10:39:29 | うたたねこと~日々雑感
東日本大震災から今日で半年になります。
だいぶ仮設住宅が建って、避難所も解消されているようですが、復興はまだまだこれから。
行方不明者も多い中、生活再建といわれても、まだそんな気になれない方も多いのではないでしょうか?
そんな気持ちにも配慮しながら、地元の方達が主体となって復興を進めていくのを、他地域で支援していくというのが、これからのあり方でしょう。

西日本でも先週の台風12号の、水害・土砂災害の被害が酷く、まだ捜索活動の最中。
すっかり報道されなくなったけど、九州の災害も続いているはず。
被災者の皆様にお見舞い申し上げます。

すっかり災害列島という様相だけど、政治・マスコミの酷さは昨日今日の報道の通り。
くだらない失言をする政治家もお粗末だけど、その背景にはマスコミとベッタリの油断があったのでは? そういう自分たちの体質に反省もなく、揚げ足取ってはかき回すマスコミにもあきれる。

ますます、自分で考え責任持って行動することの大切さを自覚します。




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ありがとう、なでしこジャパン

2011-07-18 19:57:32 | うたたねこと~日々雑感
いやぁ、やってくれましたね、なでしこジャパン。 優勝おめでとう!
ありがとうと言うべきでしょうね。 日本に元気をくれたから。 私は例によって試合は見てませんが…。

こういうスポーツのあり方とか、疑問を感じることも多いのですが、まあ、今回はタイミング的にも抜群。 まずは祝福と感謝を表しておきましょう。

でも、代表選手の中で以前東京電力にいた人が、「天災なのになぜ東電が非難されるのか」とブログに書いて、炎上しちゃったとか。 これは頂けませんね。
東電が非難されてるのは、「どんな天災でも大丈夫」とウソをついて未曾有の被害を引き起こしたからでしょ。 そればかりか、不安を指摘する人たちをせせら笑ったり、人格攻撃までしていた。 事故なんか起こりっこないからと対策もいい加減で被害を拡大させ、いまだに隠蔽体質を改めていない。
東電に籍を置いていたなら、そのことを一般国民に済まなく思うのが筋で、開き直ったり、身内を庇ったりしている場合じゃないと思う。

日本のマスコミや世論の傾向として、何かで業績を上げると、絶対的な英雄・善として持ち上げ、他の分野での発言まで有り難がってまるで権威扱いするけど、それはそれ、これはこれで、ちゃんとケジメをつけなくちゃ。

そんな感情的、無責任な傾向も日本をダメにしている一因だと思いますよ。 
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近畿梅雨入り

2011-05-27 20:41:01 | うたたねこと~日々雑感
26日、近畿地方で平年より18日も早い梅雨入りとか。 雨はもう少し前から降ってたけどね。
う~ん、ソーラークッキングが出来なくなる。

この分では東北の梅雨入りも早くなるのでしょうか? 被災地に雨が多いと困るのに…。
雨で放射能の影響はどうなるのでしょう? 国民に正確な情報を教えて欲しい。

震災時の日本人の冷静な対応が賞賛されていたけど、本当の事が知らされていないから暢気に構えているだけじゃ、自慢にならないですよね。

梅雨明けも早くなるのでしょうか? 暑くなると冷房の消費電力も心配なところ。




                               

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再度、情報を正確に~震災復興に向けて

2011-04-30 13:43:31 | うたたねこと~日々雑感
東日本大震災から50日以上が経ちました。
犠牲となられた方々の四十九日には、被災地だけでなく各地で鎮魂、追悼の行事が行われています。 改めて犠牲者の冥福と、残された方々の状況が少しでも良くなることをお祈りいたします。

四十九日といえば、平時ならこれで一区切りの節目になるはずですが、まだ行方不明の方々も多く、瓦礫も片付いておらず、原発事故収束のめども立たないまま…。
支援も復興もまだまだこれからだけれど先の見通しが立たずに、焦りと無力感に苛まれる人も多いのではないでしょうか。

政府の対策が後手後手と批判され、それが定説となっているけれど、それを言っているマスコミや野党の対応はどうだったんでしょう。 ケチをつけ足を引っ張ってるだけとしか思えない。 批判されている政府や東電の対策がどのような物で、どこが問題なのか、きちんと報道されていないのでよく分からない。 
マスコミの尻馬に乗ってブログやツィッターで政府批判をしている一般人で、問題点が分かって言ってる人はどれくらいいるんでしょう?

私は元々支持政党無しだし、政治経済にも疎いのですが、こんな事やってて良いのか心配で仕方ない。
震災直後、菅政権の支持率がやや回復したけど、それは本当の期待や支持ではなく、こんな時に勢力争いや政権交代している場合じゃないから、とにかく頑張って欲しいという意味だということはよく分かります。 野党だってさすがに協力するだろうと思ってました。
ところが、とんでもない。 何タラ菅タラ言って、いっこうに協力はせずケチつけるばかり。 自民党と仲良のいいメディアも同じ。
ここで協力して救援・復興がスムースに行ったら菅政権の手柄にされてしまう。 ここはケチつけて引きずりおろして、あわよくば取って代わろうと目論んでいるかのようです。

それで困るのは被災者、被災地じゃないですか!

本当に被災者や国民の立場に立って提言・実行しようとしている政治家の存在が感じられない。 マスコミも日頃仲良くしている政治家・政党に有利なように情報を操作しているとしか思えない。

もう、この国はダメかも知れない…。

そう言うと、被災地やボランティアで頑張ってる人たちがいるじゃないかと言われそうですが、個人個人の国民と国家は別物な気がします。
だったら、こんな政府、官僚、国家は潰れてもいいや、という気がするのですが、国が潰れる時しわ寄せは弱者に行くのが問題。

自然災害だけでなく、政治的な日本沈没にも備えておかなければならない。

最初この表題で、マスコミに復興のために正確で分かりやすい情報を出して欲しいと書こうとしたのですが、あの人達に期待しても無駄な気がする。
こうなったら国民一人一人が、マスコミ情報を鵜呑みにしないリテラシーを身につけるしかありません。
やはり大きな情報はマスコミから得るしかないのだけれど、それが本当とは限らないことを心得ておく必要があります。
ネット情報もマスコミの引き写しに過ぎない物が多いので気をつけましょう。
本物を見分けるのは、私もあまり自信はないけど、誰かが決めてくれる、引っ張ってくれるのを当てにするのではなく、出来る範囲で自分で判断し責任持って行動することから分かってくるのではないかと思います。


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東北の桜

2011-04-17 19:51:36 | うたたねこと~日々雑感
近畿の桜はそろそろ終わりだけど、東北ではこれからでしょうね。

今日、震災・津波の被災地、陸前高田市でお花見があったニュースを見ました。

http://www.mbs.jp/news/jnn_4702748_zen.shtml

何でもない時でも、春になって花が咲き始めるのは嬉しいもの。
こんな時だから、一層、心に沁みるお花見だったことでしょう。
自然の厳しさと優しさと…しっかり向き合って復興の一歩を踏み出す皆さんにエールを送ります。
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震災から3週間~今、これから出来ること

2011-04-02 09:47:28 | うたたねこと~日々雑感
東日本の震災・津波から3週間が過ぎました。

まだまだ捜索活動が進まず、被害の全貌も分からない。 避難生活の困難なところも多いことでしょう。 現地の方々の苦衷、お察しいたします。

阪神・淡路大震災の時、我が家の被害は少なかったのですが、被災状況を身近で見聞した経験から、困難な状況に耐えている方達に安易に「がんばれ」とは言いたくないのです。
「がんばろう日本」というのがスローガンになっているけれど、余力のある者ががんばって、被災者、被災地を支えようという意味でしょうね。

募金も今だけでなく、息長くコツコツ続けていくことが必要。
間が空いても途切れずコツコツというの、私は得意技ですけど…。
ちなみに、私は募金は生協を中心にさせて貰ってます。 生協も最近は一般企業とどう違うんだという感じだけど、今回の地震での対応は阪神・淡路大震災の経験が生かされていたと思います。 今後も息長い支援活動を望みます。
そのほか、見かけた時に小口の募金をちょこちょこと。 でも、政党やマスコミ関係の募金はしないことにしています。 ま、考え方は人それぞれですけど。

支援物資を送る前に仕分けるのも重要な仕事ですし、遠隔避難してこられる方を受け入れ援助するボランティアも有りでしょう。 これも、地元を離れたくない方もおられるでしょうし、難しいところがありますが。

テレビ、新聞、雑誌などが元に戻っていく中で、自粛に反対する声も出始めている。
しかし、これも程度問題だし、原発事故の根幹にある物やエネルギーの浪費を見直すのは、絶対に必要なこと。 物資やエネルギーを出来るだけ節約して、被災者、被災地に回すのがスジってものでしょ。
朝日新聞「天声人語」の「買い占めじゃない衝動買いでお金を回そう」という主張にはあきれかえる。 今、衝動に従うなら買い占めに走るのは自然なこと。 「衝動を抑えて買い控えを」というなら分かるけど。 この期に及んで浪費経済を推奨しようなんて、大新聞の正体見たりだわ。
必要な自粛か、流されての萎縮かを見極める目が必要でしょう。

 

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