うたたねこと

ちょっぴり皮肉、かつ、お気楽
うたた寝ネコが薄目で見た日常と社会

洗濯機選択の顛末(その2)

2007-04-30 16:37:16 | ねこじゃらし~生活・文化
(これまでのお話し) 洗濯機を買い換えようと、広告やネットで情報を集めて検討していましたが、ノリで「ビートウォッシュ湯効利用」を買うことにしてしまいました。

買う前に価格.comで評判を調べてみましたが、これがあまり良くないのですね。 というか、レジュメの評価は高いのに掲示板では苦情が多くて首をかしげました。 この差は何なんだ? 個体差が大きいのか? ビートウォッシュ8kg洗いは概して評判がいいんですが。 でも8kgも値段はそう安くないし、背が高く洗濯物は取り出しにくそうだったので、思い切って9kgを選びました。

それで使ってみての感想ですが、汚れ落ちは前のよりは良さそうです。 音もすごく静かとは言えないけど、そううるさくない。 ネットでやかましく言われていた、電源落ちやお湯取り不調のトラブルも今のところありません。
乾燥機能も何度か使いましたが、乾き具合はいいようです。 ただ時間はどうしてもかかる。 乾燥の度にフィルター掃除しなくちゃならないのも、グウタラ主婦には面倒くさい。 我が家は基本天日干しで、雨続きで困る時だけなので、まあいいようなもんですが。  
それと、物によってはシワになります。 化繊のトレーナーがシワになり、もう一度洗ったら取れるかと思うと、これが取れないんです。 まるでシワ加工しちゃったみたい。 もう古くて捨ててもいいような物だから良かったけど、シワになって困る物は乾燥にかけない方が良さそうです。

もう一つ困るのは、繊維クズが綿ぼこり状になって洗濯物に付くこと。 厚手の化繊が最も付きやすい。 この機種は糸くずフィルターが下の方にあるけど、軽くて浮きやすい綿ぼこりを取るのは構造的に無理があるんじゃないの? ビートウォッシュという洗い方にも問題あるのかも知れない。 それが売りなんですけど。 ため洗いにして、100均のクズ取りネットを入れてみたけど、あまり効果なさそう。 春になってけばの少ない衣類が増えて、ため洗いの回数を増やしたら少しましな気がしますが。

それからこの機種は、8kg洗いでは付いている水位調節や風(簡易)乾燥の機能がないんですね。
前の機種では余分な機能はいらないと言っておきながら言うのも何ですが、ちょっと損した気分です。 8kgより進歩してるのは乾燥にも風呂の残り湯を使えるということだけなんだけど、そのためにこれらの機能を捨てなきゃならないのか?
水位調節が出来ないことは事前に知ってて、それも引っかかる点でした。 実際使ってみて、それほど必要性は感じてませんが。
風乾燥はどんな物だかわかりません。 部屋干しの時間が短くなる程度のようですから、温風乾燥を短くすればよいだけかも知れませんが。

お気に入りの透明窓ですが、実は曇ってよく見えません(^^;) 黒っぽい物はなおさら。 でも白い物なら何となくわかるし、最後のほぐし脱水は見てて結構楽しいです。
このほぐし脱水、なかなか良いです。 取説見て、別に要らないんじゃ、と思ったけど、実際使ってみるとかなり良くほぐれていて、干す手間と時間、ストレスを考えると、少々余分に時間がかかっても十分値打ちがあります。
洗濯物の出し入れのしやすさも期待通りで、これは本当に良かったです。

こういう大物家電の場合、一般家庭では同時期に違う機種を使い比べてみることが出来ないのですが、たまたまその機会がありました。
夫の実家でドラム式洗濯機に買い換えたのです。 機種はナショナルのNA-V900か82だと思います。
こちらは使った回数も少ないし、洗濯物の質・量や洗剤も違うのですが。 乾燥機能はドラム式の方が良いように言われていますが、ビートウォッシュもあまり遜色ないと感じました。 日立は水冷式で乾燥時間が短いというけれど、これもあまり変わらないように思います。 ただ、我が家の方が断然洗濯量が多いですが。
大きさやドアが前に開くことを考えると、我が家にはドラム式は置けませんから、ビートウォッシュでまあ良かったかなと思っています。 置き場所だけでなく、搬入経路もこれがギリギリの大きさで、これ以上大きな物は無理ですね。 






  
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洗濯機選択の顛末(その1)

2007-04-29 17:04:15 | ねこじゃらし~生活・文化
桜の季節もそろそろ終わり。 全国的にはまだ咲いている所もあるでしょうが、家の方ではとっくに散っているので、また眠り猫のデザインに換えました。 今度のは秋まで使えるかな?

年末に買い換えた洗濯機の話、そろそろ書いておきます。 しばらく使ってみてと思っていたけど、今まで延び延びになっちゃった。 そこがお約束のグウタラ主婦。

買い換えたのは日立のBW-D9GV、いわゆる「ビートウォッシュ湯効利用」という9kg洗いのやつです。
初めはこれを買う気はありませんでした。 高いし大きいし想定外だったんです。

 近くの家電量販店の広告で、8万前後の乾燥機能付き縦型7~8kg洗いの物を選ぶつもりでした。 メーカーの好みは特にないけれど、生協の掲示板の評判から、ナショナルか東芝にするつもりでした。 日立も評判悪くなかったけど、実は前機が日立製で、これに不満だったので今回は避けたかったんです。

当たりを付けたのが東芝のAW-70VC。 特に深い理由はなく、新製品で値段がリーズナブルだったから。 価格.comで評価を調べてまずまずなので、最後の確認にメーカーのHPから取扱説明書を取ってみました。

ここで引っかかったんですね。

大容量の物に買い換えるに当たって、大物洗いの機能には期待していたのですが、東芝の取説には「毛布は良いけどウレタンや化繊綿の布団・クッションは洗えません」とある。 実は今までも食卓椅子のクッションは洗っていたんです。

それがダメって事? それは困る!

対照に取っていた日立BW-D8GVやNW-D8GXでは、ウレタンはダメだけど、化繊綿の物は洗えると書いてある。 日立に出来ることが何で東芝に出来んの? 

そうすると、東芝では毛布洗いにネットを使用するというのも引っかかってきました。 このネットが4千円台と結構高いんですが、しょっちゅう使うわけじゃなし安い代替え品でいいかと、あまり気にしてませんでした。 でも毛布を巻いて巨大海苔巻き状にしてネットに入れ、それをヨッコラサと持ち上げて上から入れるというのは大変そうに思えてきました。 東芝機の魅力は同じ容量なら奥行きが少ないことなんですが、その分他社製より背が高い。 小柄で腰痛リスクのある私にはあまり良くなさそう。 毛布を端から入れてキャップをかぶせる日立のやり方の方が良さそうです。

日立を対照に取ったのはネットの書き込みで評判が良かったからだけど、当時使っていた日立機は洗浄力が弱い、バイオ洗剤コースなんて使いもしない余分な物が付いていて、よく使うコースを選ぶのによけいにボタンを押さなきゃいけないという不満があり、次は日立は辞めとこうと思っていました。
現有機に対する不満と、それでもいろいろ条件を考え合わせると日立が良さそうという葛藤でだいぶ迷いました。

こうなったら実物を見て使い勝手を考えるしかないです。
それで、値段調べも兼ねていくつかの店を見て回りましたが、縦型乾燥洗濯機は蓋が二重になっていて洗濯乾燥中はロックされ、中の様子がわからないというのはちょっと不満に思いました。 その時、BW-D9GVは蓋に透明部があって中がのぞけるのがいいなと思ったんです。 でも、その程度の理由でこれにしようとは思いません。 BW-D8GVかNW-D8GX、いわゆる「ビートウォッシュ」か「白い約束」、どちらかといえば「白い約束」の方に傾いていました。

ところが、少し離れた駅前の量販店で、BW-D9GVが12万円台で出ているのを見つけてしまったんです。 予算オーバーですが当時のネット最安値と変わらない値段、大きさもギリギリ入らないわけではない。 急に身近な物に感じ出しました。 そう思ってみると、大容量の割に背が低く槽も浅くて取り出しやすそう。 最も近い量販店で問い合わせてみるとさらに安くしてくれるということなので、ネット情報で不安な点もあったのですが、これに決めました。(続く~初の続き物だぁ)


 
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