うたたねこと

ちょっぴり皮肉、かつ、お気楽
うたた寝ネコが薄目で見た日常と社会

気持ちの良い卒業式

2008-02-27 21:43:46 | うたたねこと~日々雑感
今日、娘の高校の卒業式でした。

良いなと思ったのは、来賓として紹介されたのが、近隣の中学校長の他はPTA関係者と校内の食堂従業員の方達だけで、他でありがちな教委関係者や地方議員が全くいなかったこと。
祝電披露も、名前を読み上げたのは県知事(県立高校なので)と教育長だけで、他は掲示してありますということで、議員などの名前は一切出ませんでした。

本当に生徒と関わり、支えてきた人達だけで送ろう、という学校の心意気が感じられて、気持ちの良い卒業式でした。

それというのも、校長先生のお人柄によるのでしょう。

娘は1年生の時から校長先生のファンで、「女子高生のくせに変な趣味」と思っていたのですが、今日の式を見、誠実そのものの校長先生の式辞を聞いて、なるほどと納得しました。

この先生の元で3年間学ばせていただいて、良かったと思います。
今年で定年退職されるという校長先生、本当に有り難うございました。

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

節分に着物 ~ 「お化け」って知ってますか?

2008-02-03 10:13:05 | 四季折おり~自然と風物
お正月に続いて、着物着てみようかな?と思うのが節分。
伝統行事だからというのも理由の一つですが、それだけじゃありません。

私がうんと小さい(ここ強調しておきます)子どもの頃、節分に街中で日本髪の人を見かける事がありました。 
それを「お化け」と呼んでいたので、日本髪のことを「お化け」というのかと思っていたのですが、ちょっと違うようです。

数年前の新聞文化欄に「お化け」の記事がありました。

その記事によると、
節分というのは季節の変わり目、冬と春の境目で元々は大晦日に当たるもの。
そういう変わり目には、物の怪や霊(つまり節分の鬼ですね)の類がうろつくので、それらの目を誤魔化して逃れるために仮装する、そんな「お化け」という習慣があったそうです。
普段しない格好をするのだそうで、ただ日本髪を結うのではなくて、おばあさんが若い娘のように桃割れにしたり、男性が女装する事もあるそうです。

仮装して目を逃れるというより、「お化け」の仲間のふりをするのかな?
そういう口実で、今で言うコスプレを楽しんでいたのかも。
西洋のハロウィンやカーニバルとも通じるところがあるようです。

そういう伝統があるなら、節分に普段着ない着物を着るのは理に叶っていそうです。
少々着付けが下手でも、コーディネートが変でも、「お化け」なんだから構わない。

そういうことで、節分に着物着てみようかな?と思うのですが、やっぱり面倒で着ていません。

着物より巻き寿司の用意しなくちゃね。
花より団子、衣より食が優先です。

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする