高校の単位不足騒動

全国の高校で、必須科目の授業をしていなかったために、単位不足で卒業が危ぶまれる生徒が、４万７千人もいるんだとか。
実は仕事柄、若い人に接することが多いので、「やはり…」と思ってしまいます。
当たり前のことを知らない人の多いこと。
いつも来てくれる魚屋さんも、
「うちの息子（高校生）、県庁所在地も言われんよ。」と嘆いてます。

「今時の若い者は常識がない」とか言いたくないのですけど。まじめさでは昔と余り変わりないと思うのですが、意欲とか希望を感じることが少ない。これって、本人たちのせいと言うよりは、社会の雰囲気、やっぱり私たち大人の責任では？という気がします。

今度のニュースで改めて感じましたが、高校は完全に大学入試のためにある。そして、入試に関係ないことは教えない。県庁所在地なんて当たり前のことは、入試に出ないから教えない、だから知らない。と、こうなっているんじゃないでしょうか。
高校だけじゃない、中学校も、小学校も、将来のために勉強する所、今を楽しむということがない。せいぜいが、一時的にゲームに逃避するくらい。
だから、日本の子どもは幸せじゃない。意欲も希望も感じない。
いつからこうなってしまったのか？私たち大人に出来ることは何でしょうね。

ところで、必須科目をはしょることは、実はだいぶ前からあったようです。それが今になって問題になるのはどうしてかな？
いじめの問題も、一時は全く無視されていたのに、最近また騒がれるようになった。安部首相の教育改革とやらと連動しての動きじゃないでしょうね？

そのあたりも気をつけておかなくては。

はじめまして

　家事が苦手で、ズボラ、グウタラなダメ主婦です。
それでも時には、生活や健康、自然や環境のこと、まじめに考えることも。　だけど、体力と実行が伴わない。　

そんなこと、あんなこと、あれこれ考えたことを気軽に書いていこうと思っています。　いつまで続くか分からないけど、ご縁があればよろしく。