うたたねこと

ちょっぴり皮肉、かつ、お気楽
うたた寝ネコが薄目で見た日常と社会

コンビニは値引き販売して

2009-02-21 17:28:21 | ネコまたぎ~よけいな一言・社会批評
コンビニ大手、セブンイレブンが加盟店に弁当などの食品の期限切れ前の値引き販売を禁止していることに、公正取引委員会の調査の手が入ったそうです。

だいぶ遅い気もしますが、ようやくこの問題に手が着いたことは良いことです。

コンビニだけじゃないけど、今の日本社会には、ムダ、浪費が多すぎる。

特に食品に関しては自給率が低く、外国からわざわざ輸入しておいて、それを全く食べもせず捨てるなんて、もう犯罪でしょ。

なぜ値引き販売してはいけないのか分からない。
売れ残った物をそのまま捨てることで、店側は損失を被ってるけど、値引きすれば損失は少しましになるはず。 お客も、この不況の折から少しでも安ければ助かるはず。
それが市場原理というものでしょ。
私は経済のことさっぱり分からないけど、それは、それは理論や法則のことより、力のある人たちが、その法則を勝手に自分たちに都合の良いようにねじ曲げている、そのことが理解出来ない。 まあ、そんなこと、分かりたくもないですが。 

結局、会社(本部)が自分たちだけのイメージと儲けのために、加盟店とお客に負担を強いてるのが現状でしょう。

「赤福」の売れ残り品まき直しの時も、何で値引きして売らないのかと思ったけど、似たような問題がありそうです。

私は、実はコンビニあまり利用しないんですが、他人事という気はしません。
捨てた分の損失は、回り回っていろんな形で消費者にしわ寄せが来ているはず。
それに食べ物(つまり他の生き物の命)を粗末にするのは許せない。

これをきっかけに悪習が改められることを望みます。


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大臣は辞任したけど

2009-02-18 19:50:07 | ネコまたぎ~よけいな一言・社会批評
昨日取り上げた中川財務・金融相、辞任しました。
早かったですね。 でも誰が見ても、おかしかったもの。
言ってもムダとは思わず、みんなが声を上げれば事態は動くものですね。

でも、辞めてお終いという訳にはいかない。
いろんな問題山積みですし。
庶民は、自分たちの生活どうするんだ、っていう問題がある。
目先のことだけじゃなく、もう少し先まで考えて、でもとりあえず、出来ることからやっていくしかないですね。

アメリカのオバマ大統領や、ちょうど来日しているヒラリー・クリントン長官。
かっこいいし、アメリカと日本は関係が深いといっても、やはり外国の人。
期待過剰気味に騒いでるのを見ると、ちょっと何かなぁ…と思う。

日本で、格好良くなくて地味でも、地に足が着いた政治をしてくれる政治家を見つけて、応援していきたいですが…。
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財務相に何が?

2009-02-17 11:19:45 | ネコまたぎ~よけいな一言・社会批評
G7での中川財務大臣のしどろもどろ会見、見て呆れましたね。
というより、初め何が起こってるのかさっぱり分からなかったんですが。

風邪薬の飲み過ぎというけど、ちょっと信じられない。
私も風邪薬には弱いのですが、だから、ここという時にはむしろ薬は飲みません。
気力で何とかなるものですよ。
たしかに鼻水ズルズルというのもかっこ悪いけど、自分の会見の番の前に、しっかりかんどけばいい。
診断書出すとか言ってるけど、なんで日本に帰ってから行った病院の? そんなの意味無いでしょ。

世界中にいい恥さらし。

だけど、この人や麻生さんだけ責めても、という気もします。
選挙で選んだの国民・選挙民じゃないですか。 この人の選挙区の人だけが悪いというつもりはありませんが。
国会中継見ても居眠りしている人は結構いる。 だけど、それが原因で次の選挙で落ちたという話はさっぱり聞きません。
ただ、世襲やマスコミに出ていて名前知ってるからとか、某都府知事のように暴言吐くのが実行力と勘違いして投票している、選挙民のレベルがあの程度じゃないんですか?

だいたい国会議員って、地元の利益じゃなくて、国全体のことを考えて選ぶべきだと思うんですが。

ニュースの写真を取り込む方法もちょっと分かってきましたが、みっともない写真載せたくないので、今回はパスします。

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薬の通信販売規制って?

2009-02-07 09:40:44 | ネコまたぎ~よけいな一言・社会批評



薬のネット販売が規制されることは知っていました。
「ネットで薬が買えないと困る」と署名活動していることも。
でも、あまり関心無かったんです。

私は薬だけでなく、ネットで物を買ったことありません。
実物を見ないと納得出来ない方なので。

ところが、昨日の新聞で、ネット販売だけでなく、いわゆる「民間薬」「伝統薬」の通信販売も規制されることを知り、驚きました。

「民間薬」「伝統薬」というと、富山の薬売り(写真)とか、懐かしいイメージですね。 近畿圏では、吉野や奈良の薬屋さんが多いのですが。 
さすがに、風呂敷包みを背負ってというのは記憶してないですが、小型バンなどで回っていたようです。
それも時代と共に、通販やネット販売の割合が増えるというのもうなずけます。
利用者にも、気軽に買い物に出歩けない、お年寄りなどが多いのかも知れません。

確かに、ネット販売以外の通販にも、あやしい物、危険な物は沢山あると思いますが、一律に禁止というのはどうでしょうか? 長年「問題なくやってきたことを一方的に変えるのはおかしい」というメーカーの言い分も、わかる気がします。

いろんなケースを丁寧に検討すべき問題を、ひとくくりに粗雑に論議して、一方的に押しつけ、規制するのがこの国の政治のおかしな所。
「消費税」「脳死臓器移植」「裁判員制度」、全てそうじゃありませんか?

薬の通販禁止の陰に、政治家と結びついた大企業の意向があるのではないか? そんなことも疑わしく思えてきました。
注意深く見守り、声を上げていく必要があります。

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生命をオモチャにしないで!

2009-02-03 10:19:11 | ネコまたぎ~よけいな一言・社会批評
先日アメリカで八つ子が生まれたというニュースがありました。

その時は「ふ~ん」と思っただけでしたが、続報によるとその母親には既に6人の子があって、14人の子全員が不妊治療の人工授精によるという。

一体どういう事でしょうか?

ニュースが本当かどうかということをまずチェックする必要がありますが、報道が本当と仮定して話をすると、何故、こんな事が起こり得るのかと思います。

人工授精では精度を上げるために複数の受精卵を母胎に戻すそうですが、それにしても8個は多いと専門家も言っているそうです。
それ以前に、既に6人の子がいて、さらに不妊治療をする必要があるのか、という意見に賛成します。

不妊治療の是非や適用基準には微妙なものがあり、また別に論ずるべきと思いますが、この女性の場合、多胎妊娠しているところから、受胎機能は優れているようで、そもそも不妊治療が必要なのか疑わしいです。

そうすると、記録・話題作りとか、それに伴う利権問題などを疑われても仕方ないのでは、と思えます。

人間は動物や植物など多くの命を犠牲にして生きています。
他の動物も同じ、それが自然界の掟と言っても、文明を発達させることで、自然の掟とは比べものにならない規模の犠牲を他の生き物に強いています。
だからこそ、もっと命に対して謙虚になるべきです。
生命をもてあそぶような所業を文明の発達だなどと、絶対に認めることは出来ません。
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