うたたねこと

ちょっぴり皮肉、かつ、お気楽
うたた寝ネコが薄目で見た日常と社会

針金ハンガーでレンジフードハンガー

2007-11-25 15:34:23 | ネコの手~リフォームその他手工芸
ガスレンジの上の壁に、吸盤フックで玉杓子やヘラを下げていましたが、壁面が汚れたり、吸盤が弱って落ちることが多く、困っていました。
レンジフードの下に引っかけて使うレンジフードハンガーというものがあることを、通販カタログで知りました。

生協の通販で買ってみましたが、意に沿わぬものだったので返品しました(その経緯もちょっと不快で腹立たしかったけど、済んだ事だし、ここには書きません)。

別の通販で買おうか考えていた所、生活情報誌の特集で針金ハンガーを利用した吊り具を見つけ、それを応用して作ってみました。 

オリジナルは1個のハンガーを壁に取り付けるものだったけど、2個を針金入りテープ(食品の袋の口を閉じているものを利用)でつないで、レンジフードに掛けるようにしました。
掛け具は、使わなくなった金属製のカーテン吊り具を利用しています。
布を挟む部分をハンガーに通し、レールに掛ける箇所をペンチなどで少し拡げて、用具を掛けるようにしています。
レンジフードに掛ける所も少し工夫すれば安定するのでしょうが、そこはグウタラ主婦、そのまま使っています。 落っこちてケガをしても、私は自業自得ですが、マネされた方の分まで責任持てませんので、そこのところよろしく。

ご自分で作られる方は、もう少し工夫してみてください。
火の上で使うものですから、かけ方のバランスや安全には、くれぐれもご注意下さい。



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食品偽装報道の裏側

2007-11-17 13:59:44 | ネコまたぎ~よけいな一言・社会批評
本当に、もうウンザリするような食品偽装事件続き。
今度は和食の老舗の名を冠した「船場吉兆」だそうで…。

いい加減この話題を離れたいのですが、主婦としては食の安全に無関心でもいられません。

でも、これは今に始まったことなんでしょうか? 「何十年も前に食品工場で偽装をしたことがある」という投書も見ましたが。
もうどのメーカーがどんな偽装をしていても驚かない感じ。
いや、食品だけとは限りません。 ガス器具や電化製品の安全もたびたび問題になってますし。

そもそも、そういうトラブルの報道をする新聞やテレビだって、情報を売り物にする営利目的の企業なんですから、その情報にウソや誤魔化しが無いとも限りません。

で、何で今頃食品偽装問題が次々出てくるのかな?という疑問。
もしかして、ほかに何か誤魔化したいことがあって、誰もが関心を持つ食品の問題ばかり持ち出して、注意をそちらに引きつけているのかも知れませんよ。

私たち一般市民は、新聞・雑誌、テレビなどのマスコミから情報を得るしかないのだけど、その情報も企業によって加工されたもの。 
受け取り方には注意した方が良いですね。
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食品偽装についての朝日新聞記事~私の感想と意見

2007-11-06 21:58:44 | ネコまたぎ~よけいな一言・社会批評
このところ問題続出の食品偽装について、先週11月2日(金)の朝日新聞夕刊(大阪版)に特集がありました。

この問題に関して識者に聞いたという内容で、大澤真幸京大社会学教授、伏木亨京大栄養学教授、西川玄房東林院住職の御三方が意見を述べておられます。

正直言って、社会学教授の意見は良く解りません。

栄養化学教授の意見は一読してもっともな気もするけれど、読み返してみると随分企業寄りだなと思います。 
「賞味期限は『この日までが食べごろ』とメーカーが勧める期間であって、消費期限とは違う。作る側には、賞味期限を過ぎただけで、まだ食べられる商品が捨てられてしまうことに抵抗があるのだろう。…消費者の意識との間にギャップを生じ、書き換え問題につながる。」って、そんなのメーカー側の勝手な言い分じゃないですか! メーカー側から何時までに食べてくださいと勧めておいて、まだ食べられるというなら、始めから賞味期限なんて止めて消費期限だけに統一すればいいんです。
「においだけでも食べ物が傷んでいるかの判断はできる。捨ててしまう前に確かめてみてはどうか。」なんて、私はずっと前からそうしています。 多くの消費者がそうしていると思います。 わざわざお金を出して買ったものを簡単に捨てるわけないでしょ! 問題はスーパーやコンビニで賞味期限を過ぎたものを大量に捨てていることじゃないですか?

西川住職の欲を諫めるご意見は、個人的には賛成出来る点が多いです。
しかし、「『赤福』は本来、伊勢参りをした人のおみやげだった。それが全国の百貨店などで売られるようになったのは、消費者が求めたからではなかったか。」という個所には引っかかります。 消費者が、百貨店や駅の売店で売って欲しいと署名運動をした、なんてことを知らないのは私が無知だからでしょうか? デパートや駅で売るようになったのは、そうすればもっと沢山売れて儲かると、メーカーが考えたからじゃないですか。 もちろん、消費者がそれを喜んで買ったのは、結果的には求めたと言えないことはないですが、明らかに責任転嫁があると思います。
この話がプライベートな場でされたのなら、
「ごもっとも、おっしゃるとおりです。」と言いたいところですが、社会的権力であるマスメディアによる上からの物言いである所に抵抗を感じます。

この記事は、(聞き手○○(記者名))となっていて、その内容が全て話し手の意見と受け取るのは早計でしょう。 
社会学教授の意見が良く解らないのは、聞き手の記者が理解出来ていないからかも知れません。 
結局は新聞社の意見なのでしょうが、消費者に責任を押しつけようとする意図があるようで警戒を要します。

食肉偽装のミートホープ社の社長は「安さを求める消費者が悪い」とひらきなおっているようですが、同等の品質表示があれば安い方が売れるのは経済の法則です。 それを悪用しておいて、厚かましい言い草です。

朝日新聞の論調にも同じニュアンスを感じます。
消費者は心して、勝手な責任転嫁を許してはなりません。

一連の事件は「偽装表示」が問題なのであって、賞味期限および消費期限の問題、期限切れ食品をどう扱うかは、また別に分けて考えることではないかと思います。





 
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