山梨では山へ行く多くの林道が冬季閉鎖されます。
そのためか早春の花の存在が知られることが少なく守られているともいえます。
4月末から いよいよ林道が開通します。山の花に会いに行けるのが楽しみです。
開通にあたって、林道に落ちてきている岩や木の片付けがはじまっています。
また溝にたまったたくさんの落ち葉などの除去も。
しょうがないことだと思うのですがこれらの多くが林道脇に置かれます。
置き場を決めている山もあります。
ただそこにはスミレやニリンソウなどの花が暮らしているんです。
林道が開通し、車で通る時や歩いて花探ししている時にどうしても
たくさんの落ち葉や砂利が置かれてなくなってしまった場所を見つけては
憂鬱になります。
去年ここにはニリンソウがいっぱい咲いていたとか、ああここのスミレの群生地も
半分くらいになったなぁとか。
この花咲く小さな沢も潰されちゃったなと。
市街地はもっとですが、、、
そんな中でそういった厚い落ち葉の下からがんばって顔をだしている芽や
何年か前に置かれた土砂の上に花咲くニリンソウ見るとうれしくなります。
これに関してはなにもできないのが残念です。
ただ同じ花が暮らす環境を少しでもよくすることはできます。
今年は目についたゴミだけは持ち帰ろうと思います。