今日のお題はこれウグイスカグラ仲間です。
一昨年の10月に花を確認し、ずっと春先までこの寒い山梨で花をつけている木を見つけました。
一昨年の10月に花を確認し、ずっと春先までこの寒い山梨で花をつけている木を見つけました。
今年も頑張って咲いています。近所の公園ものはやっと花芽が膨らんできたくらいであと数週間はかかりそうです。
ウグイスカグラと名前がつくのは山梨には全部で5種類あるそうです。
今回の題名の3つに加え、
亜高山帯〜高山帯に咲く クロミノウグイスカグラ
前にも書いたチチブヒョウタンボクの母種になる コウグイスカグラです。
ともに花が黄色く見分けやすいそうです。
クロミノは山梨県絶滅危惧IA類、コウグイスは山梨県絶滅危惧IB類と稀少な花なので今年会えるといいなと思っています。
さて残る赤い似ているウグイスカグラの見分け方ですが、毛の種類と生えている場所に差があるそうです。
改訂版原色牧野植物大図鑑@牧野富太郎1996北隆館によれば、
◯ミヤマウグイスカグラ
ミヤマがつきますが特に高いところにあるというものでもなく、山地にあると書かれていました。
枝や葉に褐色の毛あり。花柄と子房と花冠の筒部に線毛が密生。
◯ウグイスカグラ
無毛
なんとわかりやすい表現でしょう。
◯ヤマウグイスカグラ
枝に毛なし。
葉の両面や縁に毛があり、裏面は白みを帯びる。
花柄や花には毛がない。
これが残り2つの基本種なんだそうです。
お題の写真は枝にも花柄にも花にも毛があります。
ということでミヤマウグイスカグラですね。線毛かどうかは写真ではわからないので実物を見てみます。
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