一昨年はじめて見かけて、去年アズマイチゲを見ていたらとなりに偶然咲いてました。
それから気をつけてみていたので、あちこちで見つけました。
里だけではなく標高が1000mあたりでも生息し、非常に群生地が多いこともわかりました。
そして今年も新しい場所が増え続けています。
ウィキペディアによれば、
食用にもされていたそうで昔はかなり身近な山菜だったのかもしれません。
その花はとても小さく可愛いです。3〜5mmくらい。
わかりやすいように定規と一緒に撮影してみました。
この花 みたことがない人が多いのは、小さなことと
わずか三週間で枯れて姿を消すせいだと思います。
山梨では里は終わりかけていますが、山は芽がではじめているところも多いです。
さて先ほどのウィキペディアによると花には雄花、雌花があり、まれに両性花があるそうです。
気をつけて見た方はここまでですでにお分かりだったかもしれません。
定規で測っているほうの花が雌花です。
めしべの先が3つに大きく分かれています。
早めに咲いていたものは受粉して大きく膨らんでいました。
一方最初の写真のほうが雄花です。少し黄色く色づいた葯のおしべが見えると思います。
めしべも中にあるそうですがとても小さく受粉しないそうです。
今度ひとつ分解して確かめてみます。
「野に咲く花」ではときに花が2個つくものがあると書かれてましたがそれ以上の
ものもたくさんありました。
雄花と雌花の違いとしてネット書かれていたのは、
雌花が多く、雄花は稀とのこと。
また雌花は葉っぱが大きく花が小さい、逆に雄花は葉っぱは短く花が大きいとも。
少し例外の花や場所はありますがあっているように感じました。
最初、雄花だけが複数花をつけているように感じましたが、実際雌花でも複数のものがあり
私の推測は違ってました^^;
最後に両性花ですが、
おしべが雄花同様にあり、めしべが雌花同様にあるものだそうです。
撮ってないかと過去の写真を探したのですがよくわかりませんでした。
これから山で咲くので探してみます。
見つけたら追記します!