雅 京のひとこま

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懐石料理 二条 やま岸

2021-11-12 23:54:00 | 日記


ミシュラン一つ星”富小路 やま岸”さんの
姉妹店の”二条 やま岸”さん
食事会の機会があり
何はともあれ
参加してきた



車で行ったので
お酒はNG、常温の緑茶を注文
なんと
京都のお茶の組合が
開発・販売している黒地に
ゴールドでウサギさんの
描かれているシックでカワイイ瓶入り
宇治田原産の玉露”玉兎”って銘柄
ワイングラスか?
ワイン飲んでる気分
京都のお茶は
緑色というより黄色っぽい感じ

この緑茶は美味しかったわ


先付け
お料理の上に秋の風情が楽しめる
フタ代わりに紅葉の葉っぱ
折敷(おしき)はヘギ

葉っぱのフタを取ると
銀杏と栗、旬の食材を使った美味しいもの
れんこんあの薄切りは酢漬け
一番下にお米が敷いてあって
まず、胃を落ち着かせるってことかな

名前聞いたけど忘れてしもた‥
器みて、きれいやろ

小さいお椀もの
蟹しんじょ、手前にキクラゲ
この、蟹しんじょは絶品
蟹の風味がたまらなく美味しい

大きなトレーに二人分
秋の恵み、豊作!
って感じするやろ?
目で見てるだけでもウキウキするわ


それを、一人づつのへぎに
移し替えて
彩、豊かで心が和む
左上から
○茶碗蒸し 蕈いり茶碗蒸しあんかけ
○甘鯛のフライ タルタルソースがけ
  しば漬け入りのタルタルはピンクできれい、シャキッとした歯応えもある
○海老、鯛
○ひと口ステーキ、ムカゴの揚げ物
○イクラと雲子、しめじの和え物


お造り、ウニ・イカ・トロ盛り
黄身醤油か掛かってて混ぜて半分頂き
残りは寿司飯で海苔巻きにして

ウチでする手巻き寿司は
こんな上手に薄ーくご飯をのばせません
あぁ上品やわぁ
さすがに素材、最高
ウニがとろーり

どれも器がいいなぁ
魯山人っぽい気がする器
料理は
昆布ジメのリンゴ、
これって生まれてはじめて聞いた
食べた感触は
りんごのシャキシャキ感と
甘酸っぱい風味はある
でも果物じゃなくなってる
すごいアイディアやね、料理人さん

ちょっと織部っぽいお皿
サワラの焼物
カブやったかな、巻いて頂く

今日は美味しさに感動して
お料理の内容を全く覚えてへん

ワイングラスで飲んだ緑茶で
酔っぱらったんかな?
そんなアホな‥

そしてお鍋の具材
ひと所で炊いて
取り分けてくれはる


ポン酢、割り醤油、柚胡椒で


”おもたせ”で
販売されてる”ご飯のおとも三種”
たらこ、えのき、じゃこ湯葉

3種とも、もっと食べたいんやけど
もう食べられへんわ
おなか、ポンポン

ご飯は釜炊きの新米
艶やかで粘りがある


香の物、盛り合わせ
こんなに彩よく、
沢山、盛ってあるって珍しくない?
器もスッキリしてるなぁ


お連れが呑んだはった
モルトウイスキー
京都で醸造したはるらしいよ
ラベルが織物で
ウイスキーの種類によって
色が違うんやって

お連れはメチャクチャ美味しいって
ゆうて飲んだはった

最後に
甘いもんが出てきた
亥の子餅、栗のテリーヌ
ほんまモンの栗の葉っぱが
敷いてあって、こういう心遣いに
テンション上がるわ

亥の子餅は
亥の月、亥の日に
初冬の無病息災を願って食べられる
今年は11月11日
昨日に食べたらよかったんやけど
昔は、この日から
冬支度の暖房を入れたらしい

亥の子餅はニッキ風味で
ふんわりしたお餅
中にこしあん入りでほんのり甘い

栗のテリーヌも
栗好きにはたまらない

今日は本物の美味しいものを頂いたわ
口もお腹も心も、満たされて幸せ

J二条駅からすぐのとこにあるけど
細い道に入るので
隠れ家的、
落ち着いてゆっくりと過ごせて
いい時間を過ごせた


帰りに見た京都タワー
今夜は紫色にライトアップ
パープルリボンは
”配偶者等から暴力を無くす啓発”

みんな、平和に暮らせますように