「はじまりは日本舞踊」 

 美作流との出会いが人生をかえました。世界はあざやかに輝き、心は自由に、踊っている時間は本当の自分に戻れる気がします。

つくば薪踊り

2008年11月30日 | 日本舞踊
 つくば薪踊り発表会 無事終了しました。
急なことでしたが、今年は私も発表会に出演しました。
「雪の花」と、長唄「蛍」に出演。
 雪の花 は 頼朝の前に引き出された静御前が、義経と雪の吉野山を思って舞う場面を謳った筝曲だそうで、今回は筝と尺八の地方さんでの舞台となりました。
先生の声はとても柔らかく温かく、尺八の音色も情緒を増していました。
そして今回私は生まれて初めて長袴というもので舞いました。
身長以上も丈のある緋の袴で、さばくのはなかなかやっかいでしたが、
これがどうして癖になる感覚。
これは私の解釈ではありますが、日の本一とまで称えられた白拍子をすて、亡き義経をひたすら想って生きた、静の女としての性を表現してみたかった。頼朝との対峙にも決して怯まない凛とした気品の中に、時おり垣間見せるもろさ。
 嵐のように過ぎた夢でしたが、勉強することがまたひとつ増えました。
薪踊りもつくばの恒例行事となり、皆が自分を表現できる場になったら素敵です。

「蛍」 終了後、夫役のR姉さんと。
「雪の花」の頼朝と静御前の本化粧のまま 衣裳を着替えて「蛍」に・・・
白拍子の顔のまま頭に布をかぶると、インドの人みたいになることが判明。
東洋の不思議です。

長引く風邪には・・

2008年11月13日 | 日本舞踊
 先日「つくば物語2008」の長唄「蛍」が無事に終わりました。
自分達の出番を待つまでの時間がと~っても長く感じました。
朝から風がびゅ~びゅ~吹いていたにも関わらず、家元のナレーションが終わると
ぴたりと止みました。穏やかな日差しの中、今年も無事に終了。
また来年もお声がかかると嬉しいです。


 普段の生活に戻って1週間。つくばでも京都でも流行り始めた今年の風邪に・・・。
喉の腫れと微熱が続いています。お稽古と買い物以外は外出せず、ひたすら休養の毎日ですが、すっきりしません。特効薬ってないものですね・・・。